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1行紹介

病気のリハビリで走り出したら勢いがつきすぎて止まらなくなった人です。

自己紹介文

病気のリハビリとして20年ぶりに自転車に乗り始めると、すぐロードレーサーに復帰。そうすると20年ぶりにまた凄く熱くなって昔を思い出し、走る走る。
でも時の流れは残酷で、自分はもう打てば響くようにトレーニングの効果が出る伸び盛りの少年ではないことを知る。色んな意味で、残された時間は少ない。

打ち込んでいることには常に全力。それだけは唯一変わらない。

自分は動かず、物事に斜に構え、紋切り言葉を語る自分に酔い痴れて(それが群集心理のもたらす自己拡張錯覚によるものと気付かないままで)いる、全力を出し尽くした事なんて一度もない人物とは接点がない。死ぬまで。しかし彼らを否定したり非難したりする気もない。何も出来ない自分を覆い隠すため、何かをしている人間を茶化し貶め切って捨てる行為に酔い痴れるのは、無力な人間に許された唯一の自由だからだ。努力すら出来ない本当に何も出来ない人間には、他の人間を妬み、貶め、けなす権利がある。何かが出来て何かをしている人間は、その陰に隠された膨大な苦労や時間や労力や手間や流された汗や涙を知っている。その成果が産み出す歓喜も知っている。だが無力な人間は自分に酔い痴れる事以外に何もできないのだから。それさえ奪ってしまったら、彼らには何も残らない。窮鳥を圧殺するのは悪趣味だ。

その昔、僕も若かった。人には関わる価値があると思っていた。その熱さはまだ僕から消えたわけではないが、使う方向を間違っていた事を知ったぶんだけ大人になった。それが「いいこと」かどうかは判断を下さない。何でも「答え」がないと気が済まないのは受験生に任せておく。

PCの前で脂肪だらけの腹を抱え「何アツくなってんだよ」と笑っている限り、明日も今日と同じ一日を繰り返し続けて老いて死ぬだけ。明日も明後日も自分が生きている事を暢気に信じていて、自分が暢気であることすら自覚していないから高見の見物を気取っていられるだけのこと。いつまでたっても人生の“観客”でしかなく、人生は短いことを自覚していないのだ。

じゃあ暢気は悪か?
いやいや、とんでもない。
そんな中学生のような善悪二元論など興味すらない。

誰もが好むと好まざるに拘わらず、可能性の中から取捨選択している。

天文学的に低い可能性を掴むも、絶対失敗しそうにない事のみに手を出すことで「失敗しない自分」を捏造するも自由。ゆっくり走るも自由。必死で走るも自由。TVの前で一人ポテトチップスの大袋を平らげるも自由。自分の言葉に酔い痴れるも自由。腐った犯罪者になる可能性を行使する自由すら、誰にでも常に確保されている。明日、安部晋三が女子高生のスカートの中を盗撮して逮捕されてもサプライズなどではないのだ。自らの可能性を行使しただけである。

いつも思い浮かぶ言葉がある。

「君は自由です」

サルトルさんよ、呆れるくらいの名言だよマッタク。人生の選択を相談されてこの返事ですかい。

僕は自由だ。だから走り出した。
簡単に出来ることに男は奔らない。
「誰でもできることしかせず、人生の観客を続けて何が面白い」と思う人間であるだけのこと。

それは偉くない。
それは不思議ではない。

写真家を志してイタリアに渡ったまま消息不明の、とある才能溢れる女の子(と呼ぶには本人に対して些か失礼な歳かも知れない)の人生の方がきっと100万倍も面白くサプライズに溢れていることだろう。

愛車はLeMondのV2 BOOMERANG
1994年のたった1年しか売られなかったらしい、リコール回収された悲劇のトホホ自転車。今の水準で見たらフレームだけで既に1kgくらい余計に重い上にヘッドがノーマルサイズなので最新の高性能フォークは選べないなど不利な部分が幾つもあって、冷静に勝利とか目指す人間なら絶対選択肢に入らないであろうモノ。しかし僕はこいつのお陰でもう一度走り出せた。幸いなことに勝利を目指さなければいけない環境でもない。僕の第二の自転車歴はこのV2 BOOMERANGと共にある。「V2 BOOMERANGが終わったら走りも終わり」くらいに思い入れがある。無駄なことに情熱を注いでいるように見えるかも知れない。いや、それは「見える」のではなく実際無駄なことに情熱を注いでいるだろう。方法論にこだわらず勝ちを目指すなら最新機材を乗り継ぐのが正しいのだ。

「簡単に出来ることに男は奔らない」

勝利を目指すには、膨大なエネルギーと色んなものを代償にする覚悟がいる。それは勝利のレベルを問わない。ただひたすら強く勝利を望みそのためにエネルギーを注ぎ込み代償を払う人々を僕は尊敬する。

Knowledge is power.
Unity is strength.

SPECIFICATION:
1970年製造 AB型 ♂

2009年11月現在
身長178cm
体重56.5〜57.5kgになるよう常に調整
体脂肪率5.0〜6.5%(通常モード計測。アスリートモードでは数字が5.0%から全く動かなくなった)

過去、少々目立つことを成し遂げもした人生だけど、目の前に見えるのは山のようなやり残したこと。成し遂げたことなどその大小にかかわらず「終わったこと」であり、今生きている僕にはもう大した意味がない。昔成し遂げたことを有り難がってどうする?常に「これから何をするか」が人生だろう。

鳥は地図も持たずに大海を渡る。

自分で勝手に忙しくしている関係で、これでもかなり忙しい毎日を送っており、Mailを頂いた場合等、返事まで予想外に時間が掛かることが少なくありません(頂く数の方が返事を書ける数より多い日の方がほとんど)悪しからずご了承下さい。決してシカトしているわけではありません。

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