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2006年3月25日 (土)

Monolith

amadanaマルチリモコン

cr102_05

これが確かamadanaブランド 最初の製品だったと覚えている。

各社のTV、DVD、VTRを一台で操作できるリモコンだ。

img1

このような日本の家庭のありふれた光景を何とかする為に生まれた。

ただ作っただけでは当然能がないわけで、さすがに当たり前のことが当たり前に考えられている。

スイッチの配列をよく見て欲しい。縦2列である。普通のリモコンでは、この縦2列のものがまずない。これがもう素晴らしくよく分かっている配置なのである。

どうして縦2列がいいのか?

日本のテレビは、VHF波の帯域が12チャネル割り当てられ、混信が起きないように奇数チャネル地域と偶数チャネル地域が隣接割り当てされた上で放映されている。つまり、日本には1、3、5、7、9、11…チャネルしか見ない地域と0、2、4、6、8、10、12…チャネルしか見ない地域のどちらかしか存在しない。1、2、3、4、5、6…とチャネルを変える場面は、少なくとも2006年3月現在、普通の日本の家庭では起き得ないのだ。だからこのamadanaリモコンのように1、3、5、7…と並んでいる列と、2、4、6、8…と並んでいる列の2列構成にするのが完膚無きまでに正解なのである。家庭用TVリモコンで、映りもしないチャネルのボタンを間違って押して砂嵐が画面に出た経験は、誰しも50回や100回ではない。当たり前だ。日本のリモコン達は、理不尽にもスイッチを飛び飛びに押さないといけないように初めから出来ているのだから、これで操作をミスらない方がおかしい。何故リモコンの設計者のアホウ共はこの事態を改善しようとする努力を一向にしてこなかったのだろうか。不思議を通り越して呆れるばかりだ。

デザイン重視で機能面ではあまり大きな事はやらないamadanaだが、デザインを重視することの意味を見事に体現してみせたのがこのリモコンであると思う。このデザインは、見た目もそうだし、突きつけた中身においてもあのモノリス

2001-third

に匹敵すると思う。それまで日本の家電業界はあまりにサルだった。…いや、今もサルか。
ちなみにお約束のおふざけも当然ある。個人的には「彼女の心はあやつれません」の彼女のと「車の操作には使えません」に描かれている車がなにげにランボルギーニ・ムルシエラゴ

Murcielago

なのがツボだ。

数字をデッカくしたらユニバーサルデザインだと思っているような真性のアホウは今すぐ足に錘を括り付けて日本海にダイブしてこい。ついでにこのリモコンがダイビングに使えるかどうか試せ。

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コメント

すばらしい!ブラボー!
こいつは手に入れなければっ!

文章おもしろ過ぎ。
いいカンジですね〜。

投稿: きりこマネージャー | 2006年3月25日 (土) 17:27

あはは、どもども。
いやー、やっぱ文書はエンターテイメントじゃないと誰も読まないっすよ。それが僕の持論なんです。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2006年3月26日 (日) 20:54

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