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2006年3月30日 (木)

今日は餃子。

Fly1

銅フライパンで焼いたものだ。

自分で書いてしまうが、激しく美味しい。
ちなみに皿が微妙に汚いのは2皿目である事に起因する。

餃子と来れば焦げ付いてどうしようもなくなるのが主婦の定番ワザである。
そのためにテフロン加工フライパンが売れるのではないかと思うくらいだ。

これはフライパンではなく腕の問題だ。
以下上の餃子を焼いた直後のフライパン。

Fly2

テフロン加工フライパンじゃないよ。
ただの銅フライパンだ。

フライパンを加熱
ラードを落とし馴染ませる(サラダ油は使わない。クサイ変な味が付く。ところでサラダ油が健康的なんてウソは誰が広めたんだろうか?心配しなくても油は全部不健康だから安心して味の良し悪しで使いなさい)
餃子を置く
湯を60cc
即座に蓋
火力最大
蓋のまま湯が飛んだら蓋を外して火を弱め再度ラードを落とす
餃子に触らずに馴染ませる
この時、油を馴染ませようとするあまり餃子に 触っては絶対にいけない。素人がよくやる失敗だが、湯でふやけているためちょっとでも触ったらボロボロに破けて腐乱死体状態になる。無事出来上がるから信じろ。
餃子の底がこんがり焼けたら出来上がり
ウソみたいに簡単にペロンとフライパンから剥がれる

何故なのか?
銅ほど熱伝導率の高い素材はそうはない。これ以上となるとダイヤモンド(笑)くらいしかない(ウソではない。人工衛星のCPUのヒートシンクには人造ダイヤが使われている。これ今日のトリビアね)。この性質のため銅フライパンにはどこに熱を加えてもフライパン全面に熱が加わる大きな特徴がある。テキトーに並べても全部同じに熱が加わる。フライパンの真ん中でも端っこでも加わる熱に違いがほとんどない。銅フライパンが卵焼き等に大変優れた性能を発揮する理由だ。基本的に私の愛用はチタンフライパンなのだが、こと均一に熱を加える能力においてはおよそ銅フライパンに敵うフライパンはない。
水が飛んだ後、素材に一切触ることが出来ないプロセスが存在する餃子焼きでは、均一に熱が加わらない装置で焼くと焼死体生焼けが混在してしまう結果となる。業務用餃子焼き器で物凄い沢山のバーナーが並んでいる理由でもある。強い火力を加えるためと、均一に熱を加えるためだ。私は餃子の王将を開業する予定は無いので餃子焼き器を買うわけには行かない。故になのだ。

銅フライパンの決定的な弱点は鉄フライパンも裸足で逃げ出すほど重い事だ。このためシュワルツネッガーみたいな人間でもない限りフライパンを振る使い方には全然向いていない。加えて大変軟らかいため、お手玉して落っことすと一発で変形する。これは他の素材のフライパンにはない弱点だ。比熱が大きいので熱を加えすぎてもすぐには冷えないため、焦げ始めてから慌てて火を弱めるような人間が使うと料理は焼死体の山だ。

いいことばかりではないので銅フライパンでなんでも作ろうとするとかえって苦労する面もあるが、テフロン加工アルミフライパンのように何を作らせてもイマイチな道具にはない威力がある。料理好きなら決して高くないグッズだ。落とさない限り一生モノだし。

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