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2006年4月21日 (金)

EASTON EC90 ATTACK TT

OVAL ConceptsのA911 Jetstream Aerobarを取り上げたとき、最後でBMCのtimemachine TT01だけに装着されている事を注目していた「EASTON製の謎のバー」が、あまり話題にならないところで発売になっている。

EASTON EC90 ATTACK TT

Easton_ec90_attack_tt_bar

だ。ヨーロッパの幾つかのショップでは注文を受け付けている。

4月頭から既に売っているのに、2006年4月21日現在、本家EASTONのHPにはまだ一切の記載がない。
相変わらず呑気に前時代のATTACK Barだけを載せている。

これはEASTONだけではなくてアメリカの自転車用品メーカーに共通するのだが、本家HPに記載のない商品をヨーロッパでは発売済みだったり、ヨーロッパ支社のHPでは本家HPに記載のない商品をちゃんと記載していたりすることがよくある。GiroのAdvantage、BELLのMeteor2、このレース用エアロヘルメットは共に本家HPには今のところ一切の記載がないが、れっきとした商品として販売されている。Meteor2の場合、BELL EUROPEのHPにはちゃんと写真入りで載っている。これはたぶん自転車競技の本場がヨーロッパであり、アメリカではトライアスロンが辛うじて少しの人気を保っているだけで基本がマイナー競技扱いである事に起因すると思われる。自転車に乗るアメリカ人自体はけっこう多いが、あくまで「フィットネス」なのだ。

とまれ、予想通り、いや予想以上の出来で現れたのがEC90 ATTACK TTだ。OVAL ConceptsのA911の550gを下回り、バー単体の数字値ではあるが350gを達成した抜群に軽量なインテグレーテッドバーとして仕上がった。A911はブレーキレバーなども込みでの「総重量」の重さなので実際にステムとブレーキレバーを付けるとEC90 ATTACK TTも550gくらいになる計算だが、それにしてもA911とガチンコ勝負できるものを、カーボンナノテクノロジーを標榜するEASTONが出してきたのは「やっぱり」である。とにかく両者ともにずば抜けた軽さだ。

本来は軽量ではなく空力が売りの筈のOVALが軽さで見せつけてきているので、ここらで一発EASTONが奮起してアメリカ人が本気になったら勝つためにはなんでもやる事をもっとガンガン見せつけてもらいたいところだと思っていただけに、筋書き通りに事が進んでいるのが面白い。EASTONはロゴがむちゃくちゃ格好悪いこと以外は好意を持っているメーカーの一つなので、切磋琢磨していい製品を出して貰いたい。OVAL ConceptsはOVAL Conceptsで「ウチのが最強だから」と大名商売をできなくなるだろう。これもいいことだ。

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