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2006年4月 4日 (火)

加圧せよ

私は加圧トレーニング実施者である。
眉唾説を唱える人間もいるが、加圧しての運動は脳梗塞患者のリハビリとして東大医学部で大マジメに研究されているくらいアカデミックなモノだ。

私がロードを再開して短期間でちょっとだけは走れるようになったのも、LSDばっかりやったのと加圧トレーニングのお陰ではないかと思っている。競輪選手には加圧トレーニング実施者が多い。他にも有名どころではプロ野球選手の松井がやっている。

加圧トレーニングとは、血流を制限した状態で運動すると筋肉は物凄く高い負荷がかかったものと勘違いして成長ホルモンとかがドバドバに出て普通にトレーニングするよりも遙かに効果がある。そのような理屈に基づいたトレーニング法だ。加圧しやすい場所として四肢を縛って行う。

実際問題、勘違いじゃなくて血流を制限した状態で運動すると猛烈にキツい。最初に装着してみると椅子から立ち上がろうとするだけでよろける。足に力が入らないのだ。満足に歩くこともできない。そのくらい運動能力が下がってしまう。そんな状態で運動するのだから大変である。加圧トレーニングをヘタレの運動法だと思いこんでいる「知らず知ったかぶり」の恥ずかしいヒトもいるようだが、実際はヘタレでは3日続かないくらいキツい。

加圧トレーニングの特徴は、まず運動能力を下げて運動するので低い負荷で十分な運動量が得られる点である。このため筋力トレーニングにありがちな関節の故障と縁がない。東大医学部で研究されているのも低い負荷で効果が得られる点に起因しており、単純に同じ時間リハビリして、より効果が上がる臨床実験結果が出ている。

次に血流が低下している状態で運動するため、筋肉は“酸欠”のような状態で運動させられることになり、これが加圧トレーニングをすると猛烈にキツい理由でもあるのだが、この刺激を受け腕や脚が“アガってしまった”状態でさらに最後の一押し動かす能力が上がる。競輪選手に人気がある理由だ。

どのくらい血流を制限するかに最大のポイントがあって、締め足らないと意味が無く締めすぎると生命の危険がある。開発者の佐藤氏は開発途上で何回か無茶に加圧しすぎて昏倒し病院に運ばれているらしい。がけだ。だから素人が見よう見まねで真似するのは絶対やめたほうがいい。

ライセンス品として、本家加圧グッズより軽い運動向けがKAATSとして発売されており、こちらは本家より値段的にも敷居が低い。

特に「壁に当たっている」と感じている人は導入する値打ちがあると思う。

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