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2006年4月 7日 (金)

桜の森の満開の下

20060405201937_2

今年の桜は、ここ3、4年で最高の咲き具合である。
今週末京都を訪れる観光客は幸運だ。

桜とくれば、少しオカルト好きな女の子が必ず聞きかじって知っている都市伝説がアレ「桜の木の下には死体が埋まっている」だ。

出自は梶井基次郎の小説である。
その名も「桜の木の下には」が、短編集「檸檬」に収録されている。
なにしろこの小説、のっけから
桜の木の下には、屍体が埋まっている!

から始まっているのだから直球ド真ん中である。

似たようなネタとしては坂口安吾の「桜の森の満開の下」も桜の下には屍体が埋まっている系の内容だが、梶井基次郎よりもかなり眩惑的な内容で、濃い。梶井の「桜の木の下には」はいかにも青年的で才走った、ともすれば青臭い感性を感じさせる小説なのに対し、安吾が描いた世界は迷路のような趣があり、読解困難(もともと坂口安吾の小説は難解なものが多いが)な一作である。

私はどちらも好きだ。

渡辺淳一も似たような系統のネタを扱っていたが、前者二人の相手になる存在ではないので省略。

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