SRAM FORCE
既知の事実だが、SRAMがロードレーサー用コンポの製造に本気である。
今年のLe Tour de France他プロツアーレースに投入してロードテストし、来年商品化予定のようだ。
その名もSRAM FORCE
である。
Campagnoloばりにカーボンパーツを多用しているのが特徴で、シフターはSHIMANO DURA-ACEとCampagnolo Ergopowerのいいとこ取りをしたようなデザインになっている。ユニークなのはシフト機構で、カンパもシマノもシフトアップ/シフトダウンを別レ バーに受け持たせているのに対し、SRAMでは押し込むとアップ、更に押し込むとダウン、のような操作になっているらしい。
気になるのは特許。
ブレーキレバーに変速機能を持たせる基本特許は、シマノがSTIを開発したときに全部押さえてしまっている。カンパがエルゴパワーを
出せたのは、かつてカンパが経営危機に陥ったとき、マウンテンバイク分野に今後一切進出しないことを条件としてシマノが自社の特許を使用することを許可し
たからだ。
SRAMはどうやってこの特許問題をクリアしたのか不思議である。シマノに正面から特許使用料を払う交渉をすることでライセンスを取ったのだろ
うか。STI関係の基本特許はシマノの最重要特許戦略の一つなので、類似品の発売をシマノが無視することはあり得ないからだ。
ともあれ、カンパとシマノしか選択肢がなかったロードコンポーネンツの世界が活性化するのは有り難いし。出来も意外と悪くなさそうなので結構楽しみだ。
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