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2006年6月 7日 (水)

中間報告其の壱

空力テスト続行中なのだが、ポジションや服装のテストも同時に行っている。
全ての組み合わせを2回ずつテストすると仮定すると3000回以上テストコースを往復しなければならない計算になってベリーロールで失神しそうになったのだが、全部テストしなくても分かることはあると思われる。

実際、まだ100回走っていないがもう見えてきた事もある。

現時点でも分かってきたこと

  1. ホイールと格好を最大限改善してもブラケット握って上体起こして走ってたら普通のホイールに普通の格好でDHポジション取るより空気抵抗大。当たり前だが。
  2. 以前から「実はそうではないか」と気になっていて、今回の件がなくても今シーズンにはテストして確かめるつもりだったが、やっぱり予想通り「後輪よりも前輪の方が空気抵抗低減効果が出る」つまりエアロ気にするなら前輪。ハンパにマニアックな人間が時々やる前輪ノーマルの後輪ディープの効果とは“気分”若しくは“見た目”が現実。本当に効果を出したいなら組み合わせ逆の方が全然効く。見た目シュールになるが。だからSHIMANOのWH7801carbonで前輪の方が後輪よりリムハイトがある作りになっているのは、あの程度でどれほど実際効果があるかはともかく、とても理に適ったものだ。
  3. 下ハン握って肘から先が水平になるほど伏せるよりも、ランスが時々やっていたSTIレバーのブラケットの上端を中指〜小指で握って肘から先を水平にする少々ヘンなあの握りの方が空気抵抗が少し低い。普通にブラケットを握るよりも空気抵抗が低いのは予想が付いたが、下ハンを握って肘から先を水平にするよりも空気抵抗が低かったのはマジで驚いた。予想しなかった結果なのでしつこくテストを繰り返したが、何回やっても覆らなかった。どうやら腕が伸びてスーパーマンポジションに近いからのようだ。ランスのあの格好は好みでやっていたのではなく風洞実験やった結果として行っていたのではないかと思われる。
  4. 誰か前輪Discをテスト用に貸してくれえ!と心の叫び。だが公道を前輪Discで走るのは真剣に危ない(突然の風でハンドルを取られる)ので実用上はあまり意味がないテストかも知れぬ。

あくまで中間報告。テストは続くよどこまでも。

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コメント

はじめまして。
自分も前輪バトンで後輪ノーマルの怪しい組み合わせをしばらくは気に入って乗っていました(笑)
この辛口でマニアックなブログ、結構楽しみにしています。
しかし本気モードのときの格好・・・すごいっすね。

投稿: 春男 | 2006年6月 7日 (水) 08:57

はじめまして。
今後ともよろしくお願いします。

前ノーマル後バトンなら、前バトン後ノーマルの方が速いです。このへんはたぶん完全な状態で向かい風を受ける前輪と、既に人間やら車体やらが起こした乱流しか受けない後輪との違いなのだと思います。
で、その違いが前から気になっていて、きっと前輪の方がよりホイールの空力がはっきり出るんじゃないかと予想していたのです。

格好がなんだか凄いのは、言い訳が効かないように突き詰めるうちに行き着いた次第です。

自転車は誰が何と抵抗しても機材スポーツです。優れた機材を使っている人間の方が有利なように出来ています。人間が同じなら、機材面で充実している方が速くなります。実験したらはっきり差が分かります。優れた機材が有利だからこそ、UCIはごちゃごちゃ規制を加えるわけです。
「ここでスキンスーツにエアロヘルメットならあと○km/h速くなったかも」と思うと悔しいじゃないですか。実際速くなるんですから。

そして私は「そんなもん使ってもどうせ勝てない」ようなつまらないロジックで走ってません。私はいつもオールドマン・パー相手に走ってますから、そこに私一人しかいなくても手は抜きません。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2006年6月 7日 (水) 11:06

「エアロ気にするなら前輪」ということで、私の素人考えがうかんだのですが、いかがでしょう。

「前後輪共ZIPP404を使うのに比べ、前輪ZIPP808&後輪ZIPP202を使用すれば、操安性は別として、踏出しは軽く、おまけに巡航速度は上がるのでは?」

少し安直すぎました?

投稿: ロードマン | 2006年8月29日 (火) 16:57

私も似たようなこと考えてました。
ホイール前後輪別々に売ってもらえるショップで、
「フロントWH-7801Carbon-50、リアWH-7801Carbon」という誰もしないような組み合わせです。この組み合わせだと、前後1402gとなり、カーボンホイールとしては何とか合格の重量となります。
逆はツールでA.Klodenが2級位の山岳ステージでやってましたね。
ただ、後輪と言えども、多少なり空力の影響があるので、前後輪ディープほどの恩恵は受けられないかもしれません。

投稿: Carbon_Cloth | 2006年8月29日 (火) 23:10

ロードマンさん、まいどです。
お書きの内容で間違っていないと思います。

ただ808を使用するような人はほぼ間違いなく後輪も808を使用するか後輪はディスクでしょう。使い方から考えても個人TTかトライアスロンのバイクパートになりますが。

また、現在調査中ですが80〜90mmくらいのハイトのホイールはディスクホイールと似た効果を発生させるようなデータがあり、まとめて書かなければと思います。

書かなければ行けないことが溜まる一方ですが。(苦笑)

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2006年8月29日 (火) 23:45

 はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いてます。前後輪の組み合わせ、まさに皆さんが考えている通りだと思います。
 先月末開催されていたシマノ鈴鹿にエントリーした際、後輪は2006モデルのユーラスで固定、前輪をシャマル12HPWチタニウムとニュクリオンで交換した場合、どういうことになるか実験してみました。ちなみに、鈴鹿は土日ともそこそこ風が吹いており、ホームストレートは強烈な追い風となってましたが、シャマルを使う分にはあまりハンドリングに影響はありませんでした。また、ホイールの重さやその時々の体調などもあると思うので一概には言えませんが、土曜の2周のレースにニュクリオン、日曜の2周のレースにシャマルを使い、以下のような感触が得られてます。

1.コーナーでの立ち上がりにおいて、先に加速して差が広がり始めている人たちを風除けなしで追う場合、一定速度まではシャマルもニュクリオンも同じように加速するが、40kmを越した状態でさらに加速して集団に追いつきたい場合、シャマルはさらに伸びて復帰できたが、ニュクリオンでは伸びが無く復帰できなかった。
2.下りでの加速に関しても、1と同様でシャマルのほうが前に出やすいし、足を休めやすかった。

 ニュクリオンもエアロスポークなので、多少は使えると思ったのですが、鈴鹿ではシャマルやコスミックのほうが断然有利であることが実感できました。たまたま、シャマルの後輪も入手できそうなので、今度はユーラスとの違いなんぞも試してみたいと思っています。

投稿: コロッケうどん | 2006年9月 1日 (金) 15:05

コロッケうどんさん、はじめまして
これからもよろしくお願いします。
美味しそうなお名前ですね。私は揚げ物苦手なんで本当に食べたら少々胃にもたれそうですが。

シャマルはインドゥラインも愛用したホイールですね。エアロ形状の12Hは高速域でかなり違うと思います。フレると戻せない?らしくて(真偽不明)カンパはその後12Hをやめてしまうのですが。

そして「下り」はアルミディープリムのホイールがたぶんこの世で一番輝ける場所なんで、その実感で間違いないと思います。COSMIC CARBONの人なんかも大抵下りは速いですよ。

これからもどしどしレポートしていただければと存じます。
速くなりたいと欲している人、走ることが好きな人はいつでも歓迎です。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2006年9月 1日 (金) 18:38

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