失われた熊の真意を求めて
Troy James Hurtubiseは、カナダで牧場を営んでいる人物である。
1984年8月4日、俗に「Old man」と呼ばれ畏怖されている系統の巨大灰色ヒグマに山中で「おいっす!」する絶体絶命の危機を迎えるが、何故か襲われることなく一命を取り留める。
ここから彼の人生が狂う。
神のご加護に感謝して第二の人生を…とHurtubiseは考えなかった。
何故グリズリーは自分を襲わなかったのか真意を質したいと考え(←かなり狂っている)、ロボコップをヒントに対クマ用パワードスーツを作り、熊にもう一度会いに行こうとする(←完全に狂っている)。実に7年の歳月と巨額の費用をぶち込み、Mark VIが出来上がる。(しかもこれで終わりではない)
彼のあまりのバカっぷりに皆感激し、クマ用パワードスーツのメーキング映画が作られる始末だ。
その後の彼と彼のパワードスーツの活躍?ぶりは映画を見て欲しい。
あまりに底抜けに馬鹿馬鹿しいのでこのTroy James Hurtubiseなる人物は架空の存在かと思ったが、なんと実在の本物。1963年11月23日、カナダ・オンタリオ州の生まれである。
世界は広いね。
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