POLAR CS600
CS600とCS400が同時発表。
ざっと見て分かる点は
- ディスプレイは上部の6割くらいがドットマトリックスで、表示のバリエーションはかなり多いようだ。
- %による斜度表示が可能になっている。またドットマトリックスディスプレイであることを利用してグラフによる高度のトレンド表示も自身のディスプレイで可能になっているなどかなり高機能だ。
- Sシリーズのような赤外線通信が使えるようになっている。
- 12種類までのトレーニングプログラムを組める。
- 5スイッチの操作体系でスイッチの位置や役割がSシリーズと同じになっており、見た目はCSシリーズだが「リストバンドを外したSシリーズ」な作り。
- 専用の新型Power Output Sensorが使えるようになっている。もっとも外観が変わっただけで根本的な測定方法が従前のS用と全く同じ方式だから精度も向上しているとは思えず、これはあくまで「使えるようになった」だけのモノで、それ以上でもそれ以下でもあるまい。
値段はちょっとお高く、CS600が実売400ユーロ弱だとか。
ただ、自転車専用なので名前としてはCSだが、従前CS100や200が「あくまで走りながら見るためのサイクルコンピューター」として機能を絞り込む事で、Sよりも安いのにSより多機能化した(Power Output Sensorを除いて)のとは異なり、Sと同じく赤外線通信があるとかSと同じスイッチ配置になっているとか、むしろ従前のSを自転車専用品としてイチからやり直した商品と見た方がよさそう。
Power Output Sensorは正直二度と御免だが、S720>S725>S725Xの時は「やる気あるのか!?」としか思えなかったPOLARサイクルコンピューターの進化(いや、進化していなかった。S725XなんてS625Xの付属品&外観違いだし)がこれで一気に進んだ感じで、かなり“いけてる”と思われる。期待大だ。
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