Aerodynamics Analysis
以前から当Blogでは自転車に関する空気抵抗値で
空気抵抗が90%
であるとか書いてきたが、これはどこらへんで導かれた数字なのか私自身曖昧だったので調べてみたら、間違っていることが分かったので謹んで訂正させていただくと同時に今後の研究のベースとしたい。
風洞実験室内で自走トレッドミルに乗りながら計測した結果
を見つけた。これはナイキが行ったもので、その結果としてSwiftSpinスキンスーツが開発されている。ナイキは陸上競技用にさえ専用スキンスーツを作ってしまう会社なのでこの手の実験はいつも大マジでやる。
33mphつまり時速約53km/h、エアロヘルメットを装着しDHポジションで走行中
走行するのに必要なエネルギーの80%を空気抵抗が占める
ライダーは空気抵抗の3分の2を占める
バイクは空気抵抗の3分の1を占める
のだそうだ。私が間違って覚えていた数字に比べると、空気抵抗自身がほとんどである点はあまり変わらないが自転車自身の空気抵抗がけっこう大きい。やはりTIME RXRやBMC timemachine TT01、LOOK KG496、TREK TTXなどはそれなりに“仕事”をしているのだ。決して気分やまじないではない。
ライダーが占める割合が3分の2に収まっているのはエアロヘルメットを被りスキンスーツを着てDHポジションの状態で測定しているのもあるとは思う。もっと前面投影面積が大きい姿勢だと空気抵抗の比率は簡単に90%以上に達し、ライダーが占める比率も一気に上昇することだろう。これはとりもなおさず「空力のいい自転車に乗ろうとライダーの姿勢が悪けりゃ全然意味ない」事も意味しているだろう。
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コメント
最近は時々リカンベントのレーサーがいるんですが、あれに遭遇するとあっという間に離されちゃうんです。こっちも必死に漕いで平地で40km/hrぐらい出すんですがリカンベントは50km/hrで突っ走っている感じです。あれも空気抵抗の差なんでしょうかね。一度乗ってみたいものです。
投稿: ランス | 2006年11月 7日 (火) 00:42
ランスさん、まいどです。
M5のデータによると、250Wの出力で走行した場合、DHポジションのロードレーサーでは37km/hですが、カウル付きのリカンベントだと53km/hも出せるそうです。平地の高速走行においては前方投影面積が少なく空気抵抗が低いことがこれほどまでに強烈な差を生みます。
リカンベントの方は真偽不明ですが「250Wで37km/h」はかなり信憑性のある数字だと思います。私がV2 BOOMERANGで走った限りでも、250W付近で平地を走ると38km〜40km/hくらいです。
投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2006年11月12日 (日) 13:35