V2 Boomerang Vol.7
最初はハンドルもまだ上の写真程度だったが、ローラーをやりながらポジションを弄っているうちに
こんな状態に。
これはもうANCHORのTT用ハンドル
に近くなってきた。昔ASSOSが作っていたピスト用自転車のように、フォークコラム根本からハンドル生やした方が早いだろこれはポジションになってしまっている。
ワイヤー類もやり直すに当たって当初もっと高いポジションに合わせたため、ポジションが下がるに従ってアウターが余りまくってきた。再カットの必要があるだろう。
だがしかし!
これだけで平均出力が10Wほども向上したのだから、そのような細かい手間やブサイクになったように思われる見た目など大した問題ではない。前方投影面積が小さくなったせいだろうが、45km/hからの伸びも良い。平均出力が10Wほども上がるなら見た目などクソ喰らえである。見た目を評価するならこんなシュールなハンドル回りは不可もいいところだが、V2 BOOMERANG自体がもともと「良く書けば個性的、悪く書けば異様」な自転車なのだからして、今更普通に見た目とか追求する方が白々しい。
最初の状態〜フォークだけアヘッド化:第1世代
STI化・10S化〜パワーメーター装着:第2世代(今のところ最大の改装)
VISTAペダルにしてERGOSTEMを装着しハンドル回りを全部換えた:第3世代
私の中での解釈である。第3ではずっと使ってきたTIME RXSペダルを捨てたのも随分と大きい。それに伴ってサドルの位置がドンと下がり、連動する形でハンドル回りも代えざるを得なくなった。
第3世代は「どのポジションが最も出力が出るのか」を探すための移行期である。
気分とか、見た目とか、一般常識を追いかけるのではなく、どれだけ出力が出るのかこそが最大の争点。ポジションを可変させられない自転車でポジションの最適位置もクソも追求できる筈がない。
このハンドル回りで、来るべき第4世代への準備を行うとしよう。
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コメント
毎度です。
「その手があったか!」の可変ステムで、またずいぶんハンドルを低く出来ましたね。そこらのTTバイクが裸足で逃げ出すような前転ポジションを取れそうですね。
第4世代は前後バトンホイール、バーエンドシフター、ノーマルブレーキレバーくらいしか改造箇所が・・・
あるいは反則技でカウル取り付けとか?
レースには使えませんが、本気でやると60 km/hで軽く連続走行も夢ではないのでは?
カウル付けてるだけで警官に呼び止められるかもしれませんが・・・
それと、最後の写真、ホイールはHyperonですか?
投稿: Carbon_Cloth | 2006年12月18日 (月) 09:18
Carbon_Clothさん、まいどです。
ホイールに関してはいつも左上に写ってますように前バトン後ディスクが既にあります。
特に前のiOはウソみたいに良く転がるホイールなので事故で壊れでもしない限り代える予定一切ありません。これ以上転がるのはディスクホイールしかないんじゃないかと思ってます。
トレーニングで減らしてしまっていいようなタイヤを履かせていないのでトレーニングには使ってないだけです。
バーエンドシフターは、歴史を辿っていただいたら分かりますが一番最初の第一世代の頃ずっと使ってましたのでその長所も欠点もよく分かってます。それゆえ簡単にバーエンドに乗り換える(戻す)事はないでしょう。プロツアーのTTでもデュアルコントロールレバーで出走している選手がちらほら居ます(あのウルリッヒさえやった事があります)から、バーエンドシフターがどんな場面でもベストではない事はプロもよくご存じのようで。とにかく今はいろいろ考え中です。
ホイールはMICHELIN PRO2 Raceの時にも出てきますがHYPERON(ULTRA)で正解です。
投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2006年12月22日 (金) 16:08