ParkTool DAG-1
Derailleur(カタカナ表記に自信がないので原語ママ)直付けゲージ、である。
意外と簡単にエンド金具は曲がるのだ。
なんせいつの間に曲がったのか覚えがないのである。
転倒したとか、ぶつけたとか、そのような分かりやすい「原因」があるなら納得も行くのだが、思い当たるような原因が何もなくても曲がる。もちろんユリ・ゲラーの詐話じゃあるまいし何もなしで曲がるはずはないのだが、ドカンと激突しなくても曲がるわけだ。しかも、ほんのちょっと曲がっただけでもう変速がてきめんにダメになる。
私の場合、それは「唐突にトップに入らなくなった」事で発見した。
Rホイールを普通に外して、普通に装着したら何故かトップに入らない。リヤ10段あるのに9速状態だ。
これはヘンだとDerailleurをどう調整しても入らない。ためしにワイヤーを完全にユルユルにしてみてもトップには入らないのである。なんだこりゃ。
ついさっきまで変速できていたのに。
この時エンドの曲がり具合が遂に“一線”を超えてしまったのだろう。
これはもう簡単な結論だ。
フレームが曲がっとるがな。
RDを外してDAG-1を装着してみると、確かにRD側から見て8時の方向へ曲がっていた。
少しずつこじって直して行く。
ほぼ問題なく修正して再び変速してみると、スパンスパン決まる本来の姿にきっちり戻っていた。
RDの調整が何故かうまく行かない人はエンドの曲がりを疑ってみていいと思う。
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