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2006年12月29日 (金)

“EASTON”Tempest II carbon

EASTONのTempest II Carbon

Wheels_tempest_ii_carbon

は、07年モデルから自社製リムに切り替わるそうだ。

このホイール、知る人ぞ知る?ZIPP404リムに両ネジのEASTON独自方式(正確にはEASTONに合併されたVELOMAXのものだが)ストレートスポークを組み合わせたホイールだった。EASTON(VELOMAX)のハブと独特のスポーク方式は根本的に設計が合理的なのもあって結構な優れもので物凄くイレ込んでる自転車さんもあるくらいなのだが、カーボン製品で鳴らすEASTON傘下になった割に相変わらずイーストン製でないリムにデカデカと「EASTON」シールを貼り付け売っているのだから物凄くシュールな製品ではあった。もちろんかつてのZIPPならぬ現行のZIPP製品だからそれなりの性能は確保されており、今や「定評ある」ZIPP製品と書いていいほどのモノにさえなってきたのだからクオリティの面では大して問題ではない。しかしこれはスズキが他社製の軽自動車エンジンを買ってきて自社製軽自動車に搭載し売っているようなシュールさである。切り替わるにあたって「自社製リムになる」とアナウンスするあたり、公然の秘密だったOEMリムを公に認めたわけでもある。

とまれ、これでやっと本当のEASTONホイールになったわけだ。

相変わらずHPの更新がのんびりしているEASTONのHPにはまだ記載がない。写真も上の06モデルのままだ。重さなどがどのように変わったのか/変わらないのかも不明だが、ハブとかスポーキングの良さは間違いないのでけっこう大化けする可能性もあると思う。

もっとも、2007年のカーボンリムホイールはもはや「重さが3桁じゃないと驚かない」世界に突入しつつあるが。

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コメント

カーボン全盛もわかりますが、アルミチューブラーの廉価タイプをメーカーは出してもらいたいですね。
とくにイーストンで。

投稿: RA3 | 2006年12月29日 (金) 00:36

毎度です。

ディストリビュータの東産業によりますと、
重量そのままで、横剛性を40%UPだとか。
「重量そのまま」って鯖読みのままそのままか、公表値をクリアして剛性UPなのか、ちょっとわかりかねますが。

リム形状がおなじみのZIPP形状(当たり前ですが)から、7800-C50のような形状になっているようです。

剛性UPよりもフロント16本化してほしかったですね。
しかし、気になるホイールではありますね。

投稿: SORA | 2006年12月29日 (金) 01:49

RA3さん、まいどです。
そうですね。EASTONはもともとアルミの技術が高かったメーカーなのだから、本気でアルミかスカンジウム配合アルミのチューブラーリムを作ったら相当良いモノがつくれるでしょうね。メーカー問わず、いま売っているアルミチューブラーリムは露骨に「古い設計に何ら改良を加えず売り続けているだけ」のものがほとんどで残念です。

SORAさん、貴重な情報ありがとうございます。
Tempest II carbonは1265gを謳う割に「実際に計って1300gを切っている奴なんか見たこと無い」重量サバ読みでも知られているホイールでしたので、公称値を達成したらそれだけで“軽量化”ですね。わはは。

折角モデルチェンジしたのにフロント16H化を行わなかったのは、残念がってる人が確かにいるでしょうね。カンパ/フルクラムもそうですが、フロント18Hって何か理由があるのかなあ?と不思議な数字です。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2006年12月29日 (金) 09:47

その昔、28Hが出てきた当初のことですが、マビック製28Hリムのスポーク間隔を測ってみたら、なんと等間隔ではなく、確か最大で5mmぐらいの誤差がありました。つまり360度は36Hでは割り切れますが、28Hだと余りが出るので仏製品ではそれがこの誤差となって表れていたのでした。16Hと18Hも割り切れるという点で考えると18Hの方が合理的なのではないかと思いますが、やはりこじつけですかね。

投稿: ランス | 2006年12月29日 (金) 12:40

どうもです。
アセントIIも、重量サバ読みなんでしょうか?クリンチャーにしては公表値が軽いですよね?

で、どうでもいい事なのですが、他社のエンジン積んでる自動車って、結構多いです。M社の軽自動車も、以前はそうでした(今は?)
エンジンって、開発費や生産工程に大変コストがかかるので、割り切って他社製買った方が、安かったりするのかもしれません。

カーボンリムも、そうだったりして。。

投稿: もーりぃ | 2006年12月30日 (土) 00:08

もーりぃさん、まいどです。
実際に計測したホイールの重さを公表しているサイトの数字を見る限りは、アセント2はかなり正確なようです。

もちろん、1個体の数値なのでブレはあるでしょう。
逆に見れば、重いホイールは計ったのがたまたま重いのかも知れません。

しかし、同じホイールを4つも5つも買って一番軽いのを選って使うような人は普通いません。「たまたま重かった」など、メーカーは勘弁して欲しくてもユーザーにとっては許されない言い訳です。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2007年1月 1日 (月) 23:05

お初です。
毎度楽しく読ませていただいてます。

そろそろ自分もカーボンホイールに手を出そうと考えているのですが、シマノのWH-R7801carbon50とZIPPMID-V280&DTスポーク&DAハブではどっちがよさそうですか?
予算は15万円くらいです。

また、今年はシマノ鈴鹿のTT(個人&チーム)にも挑戦しようと考えています。
上記の2ホイールのどちらかでいくか、それともリアのディスクホイールだけを買うか(フロントはアセントII)どちらが賢明でしょうか?
予算は15万円くらいなので、カーボンディープとディスク両方買えないのです。

でも、普段のレースでの使用を考えるとディープリムを買った方が賢明ですよね・・・。

投稿: NoRi | 2007年1月 2日 (火) 22:24

ランスさん、まいどです
MAVICの28Hの話は面白いですね。
フランス人の合理性ってそんな感じだと思いますよ。前後の車をバンパーで押して縦列駐車コジ入れる国ですから。

ちなみにカンパの場合、ウルリッヒが愛した初代BORAは16Hなんですよね。しかも過激に前後16Hです。それがその後F18ラジアルのR21 G3組に至るわけで、色々紆余曲折しています。カンパの場合、昔からメンテナンスのことを考えて作るのが伝統的なルールなので、メンテナンス性も考えての数字かも知れません。16HのBORAはしょっちゅうフレ取りしてやらないといけないホイールとしても知られましたし。

例えばカンパのRECORDハブ。ダストキャップに「隙間」があるんです。これ昔は「なんだこの作り!?キャップの役割果たしてへんやんけ」とか思ったんですけど、例のグリスガン注油をした場合、この隙間から古いグリスがにじみ出してきて拭き取ればいい作りになってる事に後で気付いて反省しましたものです。ええ。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2007年1月 3日 (水) 10:38

NoRiさんはじめまして。
これからもよろしくお願いします。
大変興味深い(簡単に答えがたい)ご質問ですので、別に取り上げさせていただきます。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2007年1月 3日 (水) 10:39

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