« 商品寿命まで燃える? | トップページ | トップ表示記事「はじめにお読み下さい」についてお知らせ »

2007年1月22日 (月)

イタリアン注意報

Nuke

ベロドロームユーザーの人に軽く注意報

上の写真の通り、関節部が簡単に抜ける。
これは単に差し込んであるだけの作りからしてどうしようもない。
ある日乗っていて「今日は何で必ず左に寄っていくわけ??」と思い、建物が急に傾いた訳じゃあるまいしとベロドロームをチェックしてみると、5mmほど抜けていて3本のローラーのうち前輪を載せる1本が平行でなくなっていたのが原因だった事から、簡単に抜ける構造になっているのに気付いた。折り畳んでの運搬時に抜けやすいのだが、ベルトで引っ張られるくらいでは戻らないようだ。

なお、抜けても自重で上からトントンと落としてやれば簡単に入るので直すのは問題ないが、抜けないものだと思い込んでいると不具合が出たまま使ってしまうのでご注意あれ。

次。

20070120122059

ローラーを固定しているナットの締め付けがこれまたけっこう簡単に緩む。1本緩んでいるのを見つけて他のをチェックしてみたら、6本のうち2本が手でクルクル回せるほど緩くなっていた。
スポークフリーズあたりを塗っていい加減かも知れない。

|

« 商品寿命まで燃える? | トップページ | トップ表示記事「はじめにお読み下さい」についてお知らせ »

コメント

毎度です。

イタリアンはいい加減な?ものが結構ありますね。
同じ値段では、品質面でドイツ製品にはとても敵いません。

私が経験したいい加減なイタリアン:
・タイヤ(Vittoria)
・ローラー台(Elite)
・バーテープ(チネリ)
・ボトルケージ(Elite)
・シューズ(DMT)

ヨーロッパの工業製品で凄いのはスウェーデンとドイツ。この2国が品質面で日本とまともに勝負できるようです。
イタリアンやフレンチで高品質のものは高い(カンパとかTIMEのように)ので、そちらにあこがれる人が多いようですが(デザイン面でも良いものが多いので)、ドイツ製品ならばワンランク下の値段でも同レベルの品質のものが手に入る場合が多いです。
ヨーロッパ製品を買う場合、ドイツ製品ならばスペックだけ見て買ってもほとんどハズレがありませんが、イタリアンやフレンチは吟味しないとハズレを引くことがあります。
特に私はハズレ引きなので、何度も痛い目に遭っています。
たまたま引いたハズレがイタリアンとフレンチに集中していただけかもしれませんが・・・

投稿: Carbon_Cloth | 2007年1月22日 (月) 09:16

私の経験では、ドイツ製品の信頼性が高かったのは昔のことだと思っています。個人的にライカとかツァイスなんかに憧れがまだありますが、車でも電子部品を使い始めてからは、もう日本製に匹敵するものはないでしょう。英国車に乗っていたときも、スェーデン車に乗っていたときも、壊れる部品はドイツ製の電子部品でしたし、現在乗っているまだ新しいVWも今朝O2センサーが逝かれました。プーマのサイクリングシューズも、3年ぐらいでソールがボロボロに劣化し使えなくなりました(どんな安物のスニーカでも今までそんな経験はなかった)。ドイツ車に信頼性の高いイメージが依然としてあるのは、高価格のため出回っている台数が少ないからというのもあると思います。
ドイツ製品の優秀性は、戦前のユダヤ人職人や研究者の恩恵であって、ナチスの愚行のお陰でそれも過去のことなのではないでしょうか。ノーベル賞受賞者や優れた音楽家なども、最近はさっぱりドイツから出てきません。そういやいろいろ問題の多かったergomoもドイツ製でしたね。

投稿: ランス | 2007年1月25日 (木) 02:38

お二方いつもお世話になっております。
思うに

・仏蘭西や伊太利亜製品がイマイチなのは、国民的な気質にかなり依存していそう。
・独逸製品がダメになってきたのは、人件費の高騰に音を上げて外国人労働者をどんどん使ったり生産拠点が海外脱出したりしてきているから。

ではないかと思っています。
ドイツでは安い外国人労働者の起用が増え逆にドイツ人が失職している事への反発が大変強く、ネオナチ台頭の遠因となっています。

投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2007年1月25日 (木) 15:31

ランスさん
こんばんは。

私は自転車用品でドイツ製品の作りそのものが気に入っていたので、ドイツ製品好きになっています。
さらに、ドイツ製品でハズレを引いたことが無く、かつイタリアンやフレンチでハズレを引きまっくていたのが特に強烈に印象に残っています。

自動車だとそんなにドイツ製品はダメダメになってしまったんですね。

ベアリング屋の話では、ヨーロッパにおいてはやはり同価格で比べるとドイツとスウェーデンが抜きん出ているとのこと。
ドイツ製品でもピンキリなのではないでしょうか?

投稿: Carbon_Cloth | 2007年1月25日 (木) 22:06

 ドイツ、スウェーデンときたら。ヤスキハガネが3大高級鋼ですね。
それぞれ、良い素材なのできちんと明示したらいいが、日本は欧州
よりおくれていてブランド表示がないのがすこし残念。
 でも日本もいい工具のセンスあると思う。なにせ工具の究極に複雑化
した金型は日本が世界一なのですから。

投稿: アルプス | 2007年12月15日 (土) 20:25

 ヤスキハガネの製造元である日立金属には日本刀の素材製造に応用されている高純度化技術が近代製鉄の中で動いている世界で唯一の工場があるようですね。

投稿: 三島 | 2008年8月 4日 (月) 08:26

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イタリアン注意報:

« 商品寿命まで燃える? | トップページ | トップ表示記事「はじめにお読み下さい」についてお知らせ »