幻のヘルメット
GiroのAdvantage2は、今期日本での販売が「中止」となったらしい。
海外でも未だほとんど出荷されていないのだが、何かあったのだろうか。
今年GiroはAdvantage2でJCFの公認も取るなどかなりやる気を見せたような感じがあったのだが、肝心のモノがないでは話にならない。
対してBELLのMETEOR IIなどは折角日本でも正式輸入が始まったのにJCFの公認を取っていないので、JCF公認ヘルメット着用が義務付けられているレースでは使えない。
SELEVのTEMPO、LASのChronometro、RUDY PROJECTの“チャリ毛”Sytonであるとかの、そうでなくてもマイナーなエアロヘルメットの中でも更にマイナーな商品は不思議とJCF公認である。こいつらはたぶん公認で売るために公認取ってるんだろう。GiroとかBELLの商品はそんなん取らなくても買うヤツは買うところがあるが、SELEVのTEMPOなんて存在すらそんなに知られていないと思う。BELLのMETEOR IIはそこかしこのビッグレースでジャンジャン使われまくっているが、TEMPOを被っているチームはまず見たことがない。このあたりはまさにスポンサー力の違いなのだろうね。Giroが売りまくっているのも、ヘルメットとしてそつなく出来上がってる事以上にスポンサー力だろうし。
だが、そっちばっかり力入れてないで商品作れよ、商品。
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コメント
一番国内で需要のあるトラック競技ではOGKのカーボンエアロヘルメットがシェアナンバー1ですね。ただこれも受注生産で職人のぬくもり溢れる手作りwなので出回ってる数は少ないです。
使う機会もないのになんでか一個所有してたりするんですが。
流麗なリアルカーボンのシェル眺めてるだけでご飯三杯はいけます。
投稿: のぐち | 2007年5月29日 (火) 22:34