カーボンファイバー
カーボンスポークは、ペア70万くらいのファクトリーコンプリートを生産しているメーカーですら採用しているところはない。LEWのVT-1やLightweightも、スポークにカーボンを使ってはいるがフルカーボンではなく複合素材である。
大丈夫かいな?
それはともかく、
なんだかスピナジーの初代SPOXのようだ。
オシャレ!?なマグネット内蔵スポーク。これからの流行りか?
しかしまったくもって大きなお世話グッズでもあると思うのは私だけではあるまい。このような細工をしてくれると、ホイールを交換した時にセンサーの位置があわねーんだよ!
そのために共通の位置にマグネットを付けると、この大きなお世話マグネットが今度は無駄に重さが増えるだけのモノと化す。
まあいいや。スマートで綺麗と思う人もいるだろうし。
リム周りはこんな感じ。
なお、リアのハブ側だけは変わらずZICRALのアルミ合金スポークが使われる。PROTOTYPEでは全部カーボンのものも試したそうだが、採用されなかったあたりにこのスポークのヤバさも出ているような、出ていないような。
ところで一枚目の写真。記憶力が確かな人なら「あっ!ハブシェルがアルミに戻っている!」と思ったかも知れない。その通り、あの超意味のないカーボンハブシェルはやめとなり、アルミに戻った。少なくとも、同じカーボンを使って軽量化するならハブじゃなくてスポークの方が意味はあるだろう。
実力のほどはともかく、ユニークなホイールになるのは確かだ。
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コメント
このマグネットは固定ではなく、ある程度上下の移動ができるように思います。
たぶん上下の黒い部分がゴム系の素材で出来ていて、ズルズルとスライドさせることができるのではないでしょうか。
スポークが太すぎて合うマグネットがないだろうからってことで、こんな風になったんでしょうね。
でも、これだったら、ネジではめ外しができるようにしてくれた方がいいなぁ。
まぁ、MAVICのホイールは好きじゃないんで、どうでもいいんですが。
投稿: CR1 | 2007年6月22日 (金) 04:23
流行りなのか分かりませんが、TREKのNew Madoneページで「センサ内蔵フォーク」が紹介されてましたね。
http://www2.trekbikes.com/madone/technology/integration/
利便性を謳いながら、相手に「お前が合わせろっ」という傲慢さ(?)は「マグネット内蔵スポーク」と同じ匂ひが。。。。
この両者、位置が上手く合えば最高の組合せだけど、画像を見る限り、合いそうも無いなあ。。。。大いなる無駄?
投稿: waju | 2007年6月22日 (金) 09:18
センサーマグネットのはなしだけど、
スポークがカーボンでしかも中空だから、
ねじ固定式だと、スポークに無理な力がかかりすぎるのでそれ防ぐためなのかな。
そんで搭載せざるを得なかったんでは。
投稿: MIT | 2007年6月23日 (土) 05:30
極太に見えるスポークはコンプレッション構造?とも一瞬思わせる写真ですね。
カーボン繊維の種類次第では弾性も十分でしょうから、
テンションあげて剛性感を出してもかなりの快適性を生み出すものになるのでしょうか・・・?
投稿: やまさ | 2007年6月23日 (土) 13:54