フラガール
突然思い出したように普通の(?)話。
「フラガール」は面白かった。
知り合いの女の子などは、これを観たのち本当にフラダンス教室に通い始めてしまったほどだ。
廃山間近の北海道(ではなくて福島なのだそうだ。よく観ていなかったのかてっきり北海道だと思っていた。教えていただいたいわき人さん感謝です)の炭坑で、素っ頓狂な「ハワイアンセンター」を始めて山興しをするプランが実行に移され、フラダンサーの養成も始まる。
ムチャクチャな設定の話である。
ほとんどギャグ漫画だ。
ところが驚くべき(?)事にこれは基本的に実話で、常磐ハワイアンセンターは今も運営されている。松雪泰子演じるフラダンスの先生も実在の人物がモデルで、映画制作時点、今なお現役でフラガール達の指導に当たっておられるのだそうだ。
主人公(多分)蒼井優の演技は上出来だと思う。特に、さすがバレエ経験者なのか踊るシーンが実にサマになっている。特に独り練習するシーンが圧巻だ。蒼井優は「花とアリス」でもクライマックスでバレエをやるシーンがあったが、使う監督が踊らせたくなる女優なのだろうか(笑)
もっとも松雪泰子が独り練習しているシーンも大したもので、松雪も何か経験者?と思ってしまうほど。
涙あり、笑いあり。演者の演技レベルも高い。
娯楽作品として良くできている。
しかも実話。
荒唐無稽な話っぽくて、完成度は高い。
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コメント
こんにちは、いつも楽しく読ませていただいてます。
>廃山間近の北海道の炭坑で、
福島県だと思います…。
地元なのでつい反応してしまいました。
このコメントは公開しなくて結構です。
投稿: いわき人 | 2007年6月23日 (土) 09:15