ラストバトル
Le Tour de France 2007事実上の最終戦であるステージ19の個人タイムトライアルは、意外にもこれがツールのステージ初制覇となるLevi Leipheimerが制した。
55kmのコースを、いかにほぼ平坦コースではあっても53.1km/hの平均時速で駆け抜ける、トッププロの異次元の運動能力にはまったく恐れ入るほかない。
動画でも見たが、多少腕が下がってきた?ような気がするものの、Leipheimerのランディス・ポジションの窮屈さは見ているだけで感心する。あんなに腕を畳んで1時間の間53.1km/hにも達する平均速度で走り続ける身体能力恐るべし。
終わってみればDiscoveryChannelのコンタドールが23秒差でギリギリ首位を守り抜き、2位のエバンスと3位のライプハイマーが8秒差。実に31秒の間に上位3人が入る、2007年のツールは史上希に見る大接戦で幕を閉じた。
クライマーが総合優勝するのは久しぶりではないだろうか。
最終ステージは「一応」残っているが、最終ステージはシャンゼリゼの勝利を獲りに行くスプリンターのみにとって競争であり、アクシデントによる落車でも起きない限り順位変動はない。
カンセララに始まりフショフトで爆笑させてもらった新聞の選手名表記だが、Yahoo!がレビ・ライフェマーと書いて笑わせてくれたものの朝日はレビ・ライプハイマーになっていて結構イケていた。それにしてもLeviが「リーヴァイ」なのは、ジーンズのLevi Straussで聞いたことがある人多いと思うんだけどなぁ。LEVI'Sを「レビス」と読んでいるのか…?
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コメント
ジーンズより構造主義のほうがメジャーだということでは(嘘)
名を「リーバイ」と発音するなら、バランスとして姓の方は「ライフェマー」っぽい発音になるような気がするんですが。
ま、結局本人がどう発音しているかに尽きますね。綴りではわかりません。日本人の名前の発音が漢字だけでは分からないのにもちょっと似ているかも。
投稿: 今年はColnagoだと... | 2007年7月30日 (月) 10:48