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2007年7月 4日 (水)

キマイラ

SPECIALIZEDの新TTマシン「TRANSITION」

Specialized_sworks_transition_side_view

色んなTTバイクを合成した、キメラ生物のような感じだ。

Specialized_sworks_transition_aero_post

驚くほどcerveloのP3Cそっくり。クランプ方式までそっくりさんなので、このあたりのパーツをごっそりOEMかも知れない。(もともとSPECIALIZEDはあくまで企画屋・問屋であり自ら工場を持たない事を公表しているし、その方が自社工場にこだわるよりよい製品が作れるのだと「長所」扱いしている)

Specialized_sworks_transition_faired_rea

このへんもcervelo P3Cそっくり。シートポスト、シートチューブ周りは「スローピングのcervelo P3C」とでも呼びたい。

Specialized_sworks_transition_brakes

復活!センタープルブレーキ。
他の角度から見れば分かるが、キャリパーそのものが物凄くエアロシェイプされている点で、OVAL Conceptsのセンタープルとは一線を画す。フォークもセンタープル台座付きで、完全にこのブレーキ専用。

Specialized_sworks_transition_narrow_hea

そしてフォーク。実は私のV2 BOOMERANGを見ていて前から気付いていたのだが、エアロ目的ならフォークコラムは細い方がいいはずだ。実際、V2 BOOMERANGのヘッドチューブ(ダイヤモンドでは無いので「相当」部分だが)は薄い。BMCのtimemachine TT01や、エアロヒンジフォークのオーソリティーたるLOOKのKG496 CLMがエアロヒンジを採用しているのも、つまるところヘッドチューブを薄くするためだ。

SPECIALIZEDは違う方法でやった。
フォークコラムを1inchに戻したのである。

当然その分だけヘッドチューブは極限の薄さに絞ってある。
しかしそこまでやるならいっそのことエアロヒンジ構造にすれば良かったのでは?と思う人は少なくないと思うが、そのへんは社内事情もあるかも知れない。なお、空力を良くするためあえて1inchフォークコラムを採用する手法はかのWalserCycleのTTマシンが前からずっとやっている。

Specialized_sworks_transition_speed_guss

このあたりの処理はTIME RXRやPINARELLOのMONTELLO FP8(TIME製OEMを公表している)っぽい。

Specialized_sworks_transition_rear_trian

シートステー、チェーンステーのユニークな形状にオリジナリティが見える。
なおリアブレーキはCAT cheetahっぽくBB下だ。もちろんセンタープル。

妙な感じも拭えないが、長年ラブコールを送ってきたQUICK・STEPと遂に手を組んだ気合いは伝わってくる。

もっとも、マイケル・ロジャースがいた頃ならともかく、現QUICK・STEPにTTに強い選手は居ないのだけど。

 

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コメント

これ、すごくかっこわるい…
なんかエグイですよね

やっぱりBIANCHIが一番美しいと思うのは私だけでしょうか?w

とりあえず、記事は書き終わりました。
2、3リンクを貼らしていただきました。

投稿: マサキ | 2007年7月 8日 (日) 02:50

二連続申し訳ないです。
ちなみにこの自転車、2006年7月30日にとりあげられてる「ヒトデホイール」を使用していますねw

投稿: マサキ | 2007年7月 8日 (日) 02:54

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