« stage13 | トップページ | 敢えて重くしました »

2007年7月25日 (水)

Vinokourov Affair

既に結構な大騒ぎとなっているので多くの人が知るところだが、Aleksandr Vinokourovがドーピング陽性判定を受けてチームASTANAごとLe Tour de Franceを去った。

圧倒的な走りを見せつけたステージ13の個人TT後に行われた検査で血液ドーピング陽性と判定されたものである。

ヴィノクロフの場合、血液ドーピングの定番技(!?)である自己輸血ではなく、2種類の血液が検出された、つまり他人の血を輸血しての血液ドーピングに陽性と判定された。

ステージ13での圧勝、しかし翌日ステージ14でのあまりに呆気ない敗退で優勝戦線から脱落。しかし翌ステージ15ではまた圧勝と、毎日ドラマを作ってみせたヴィノクロフ。

カザフの英雄と賞賛され、大統領の個人的入れ込みもあってカザフスタンの首都アスタナを冠名したチームが結成されて絶頂時のUSポスタルに匹敵するほど驚くべきゴージャスで強力なアシスト陣が揃えられたチームの絶対エースとしてLe Tour de Franceに挑んだヴィノクロフ。決して優勝争いをしてはならないアシストとして長年走り続け、実績を積んで遂に掴んだエースの地位。しかもただエースなだけではなく、「序盤のつまらない転倒で優勝を逃した」では許されないほど有り余る充実したサポートが一気に与えられたが故に、アクシデントで絶望的な負傷を負っても逃げ場が無かったのか。

Bサンプルの判定はまだだが、昨年のランディスの例(現在も裁判続行中)もあるように覆ることはほとんどない。

昨年のランディスの例もそうだが「絶不調から突然復調してスーパーランを見せた選手が、そのステージ後のドーピング検査で陽性と出る」ものすごく分かりやすいパターンを踏襲しているのが気になる。

なお、現在Maillot Jaune保持者であるRasmussenにもドーピング疑惑が持ち上がっており、ヴィノクロフの前にもT・Mobileから既にドーピング陽性でリタイヤ選手が出ているなど、今年もLe Tour de Franceはドーピング問題で大荒れだ。

|

« stage13 | トップページ | 敢えて重くしました »

コメント

この検査の正確性が疑われるところです。
mixiではこの検査を行う課程と検査機関への不信が、すごいです…

投稿: マサキ | 2007年7月26日 (木) 01:34

はじめまして、通勤とたまに休日に数10kmを乗るぐらいのゆるい自転車乗りで、(こっそりと)楽しませていただいている者です。
モレーニも陽性でコフィディスが去ったようですね。さらにラスムッセンも去ってしまうみたいですね。

投稿: 花井 | 2007年7月26日 (木) 11:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170044/15895837

この記事へのトラックバック一覧です: Vinokourov Affair:

« stage13 | トップページ | 敢えて重くしました »