Bad news
最近急にBad newsが飛び交っている。
- Floyd Landisのドーピングを巡る訴えが却下され、Le Tour de France 2006のタイトル剥奪が正式決定となりそう。かつて日本の千葉すずがオリンピック代表選手選考を巡って訴え出た事でも知られるCASに上訴する最期の手はまだ残されているが、逆転はほぼ絶望。2006年のLe Tour de France勝者はオスカル・ペレイロと記録される事になりそうだ。
- トム・ボーネンが2007年の世界選手権を欠場。Vuelta a Espanaで痛めた膝の状態が思わしくないため。
- 「OVERCOMING」にも出ていた、当時CSCで現ティンコフのJoerg Jaksche(ヨルグ・ヤクシェ)は、Operacion Puerto(Dr. Fuentes)への関与と「自分が過去所属した全てのチームで組織的ドーピングが行われていた」暴露ネタを語って衝撃を与えたが、1年間の出場停止処分決定。1年間なのは、自分でゲロったからか?
- かねてからプロツアー制度に反発していたグランツールが来年からいよいよUCIプロツアーカレンダーから離脱する運びとなったそうだ。
Landisの件は残念である。個人的に無罪であって欲しかった。このドーピング検査に関しては疑義だらけだ。
だが私は下った裁定に何ら口を挟む立場にない。「残念だ」の一言を申し述べるのみである。
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コメント
ランディスの件といい、ハミルトンの件といい、本人は無実と言っているのに、残念でなりません。検査方法の不備か、本人が嘘をついているのかのどちらかですが、嘘をついてどうなるわけでもないと思います。どうして食い違いが出てくるのでしょうか。ますますツールへの興味を失いました。
この際、UCIはドーピング全面禁止を徹底する為にも、空力装備は全面許可したらどうでしょうか。これなら我々にも恩恵があるかもしれませんし。
投稿: | 2007年9月22日 (土) 03:21