A. Dugast氏 引退!
ケーシングを糸から織る工程に至るまで全てを自分でこなす、最後の古き佳きチューブラータイヤマイスターとして名高いA. Dugast氏だが、工房を手放し引退された事を確認した。
トラック競技の世界などではDugastとそれ以外の区別が成立しそうなくらい圧倒的存在だったDugastタイヤ。今やシルクケーシングのタイヤを作っていた唯一の工房でもあったと思う。
工房としてのDugastは存続しているようだが、今後生まれる“Dugast”タイヤは、タイヤの現人神たるDugast氏の手になるものではない。
某輸入代理店直の情報なので間違いないと思われる。
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コメント
どこで聞いたか忘れましたが、Dugast はだいぶ前にオランダの Vredestein の関係者が経営を引き継いでいて、そっちで作っているという話でした。製品の質が下がったという声もちらほら聞きますので、現在はDugast で働いていた職人が興した FMB のタイヤを買うのが吉だと思います。Dugast とほぼ同じ値段設定で、今のレートで絹タイヤ1本13500円ぐらいですね。
投稿: info_tire | 2007年11月27日 (火) 11:31
はじめまして。
いつも興味深く拝見させていただいてます。
最近はいいチューブラータイヤが減りましたね。
クリンチャー全盛になっていてもラテックスチューブをつかった
チューブラータイヤはなくならないでほしいと強く思います!
僕はチューブラータイヤの走行性能を知ってからはクリンチャーは使おうと思わなくなりました。
投稿: matsuda | 2007年11月27日 (火) 23:59
info_tire さん、より確度の高い情報ありがとうございました。
私もFMBのタイヤ買うが吉だと思います。Dugastと違って海外から直で買えない人にも日本に輸入代理店があるのも大きいかなと。
matsuda さん、はじめまして。
これからもよろしくお願いします。
Clincherタイヤの良さとしてよく真円度の高さが挙げられるのですが、完全平面の上を走っているワケではないどころか凸凹だらけのところを走っていますので、タイヤは物凄い回数の変形を繰り返しています。この変形によるロスが少ない方が実は有利で、その点でチューブラー、特に薄手のLatexチューブを使ったものは見た目の真円度が低くても変形によるロスの少なさで上回ります。決して高品質な作りとは評価できないVittoriaのCORSA EVO CXが、いざ走ると驚くほど良い理由です。
投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2007年11月28日 (水) 16:43
情報源を思い出しました。
http://weightweenies.starbike.com/phpBB2/viewtopic.php?t=31893
FMB の絹は BTR の AFM さんのテストでもかなりいい結果が出てましたね。
値段は今のままでいいので質を落とさず堅実に作って欲しいと思います。自分も1ユーロ130円ぐらいに戻ったら買います(笑)。
投稿: info_tire | 2007年11月29日 (木) 17:54