魔女狩りじゃあるまいし
ASTANAがGiro d'Italiaから“閉め出され”た衝撃のニュースが駆けめぐったばかりだが、ASTANAは他のレースからも次々排除されている。
ASTANAだけでなく元T・MobileのHighroadもジロの出走リストにない。
まだT・Mobileだった当時に移籍したHincapieなどはとんだとばっちりである。長年アシストの中核としてチームを支え続け、ようやくエース待遇の座を掴んだと思ったらスポンサーのT・Mobileが撤退し、チームとしてはなんとか存続したものの今度はビッグレースから排斥される始末だ。
もちろんドーピング撲滅はどんどんやるべきだし、結構なことだと思う。
だがそれは「主催者によるチームの好き嫌い」で行われるべきではないだろう。どう贔屓目に見ても。
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コメント
アスタナはTDFにおいてチームぐるみでドーピング(輸血)に関わったという認識ですので主催者が忌避するのも仕方の無いことではないかと。
勿論、OP事件の渦中のチームであるという問題もあります。
選手がドーピング違反をすると2年+2年の締め出しを食らいますが、チームに対しても同様の罰を課すという手法はもっともな事ではないでしょうか。
たった3年で崩壊したプロツアー制度にも問題があるんじゃないかと思いますが。
投稿: 大豆 | 2008年2月28日 (木) 01:38