時代はワイヤレス
今のところDURA-ACEベースの1種類だけ。
しかもセンサー側はワイヤレスだがCPU側はまだワイヤレス用が出来ていない。だからワイヤレスセンサーなんだけど、現状はPowerControl Vとワイヤードで使うことになる。なんじゃそりゃ。アッパーコンパチ設計にして旧型CPUでも使えるようにしたのはまだ良識的だと思うのだけど、
「ちょっと先走ったんじゃないのか?」
観が否めない。このあたりは基本構造が全く同じ「スパイダーアーム内蔵のストレインゲージ方式」無線パワーメーターとしてSRM Professionalよりも10万円以上安く出してきたQUARQの発売(4月予定である)前にどうしても出しておきたかったような、SRMらしからぬ焦りめいたものを感じる。
無線通信のプロトコルにはワイヤレスサイクルメーターの通信規格である2.4GHzのデジタルワイヤレス通信「ANT+Sport」を採用しており、これは前述QUARQのCinQo Power Sensorと同じである。このため、QUARQと同じように、GarminのEDGE 705でもSRMのデータを受信できる事をSRM自身がはっきり書いている。とすれば、QUARQのANT+Sport用高機能CPUであるQRANIUMでも、対応とは書いていないが使えるに違いない。使えないならEDGE 705で使えるはずがないからだ。このあたりはANT+Sportが規格として現れてくれた恩恵と評することが出来るだろう。
ANT+Sportを採用した「PowerControl VI」については
The wireless PowerControl VI is scheduled to launch at the beginning of July.
となっている。Le Tour de France若しくはDauphine LIBEREあたりでお披露目?
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