あおくてすごいやつ(Giro d'Italiaより)
いやはや…。
思わず惚れそうになったね〜。
基本的な設計方針は、以前取り上げた通りTIMEのRXRに大変似通っている。
ヘッドチューブをRXRより徹底して短くしたような感じだ。ヘッドチューブの短さは尋常ではない。これ以上短くするにはもはやエアロヒンジ構造以外にあるまい。
トップチューブの扁平ぶりもRXRより徹底したような感じで、総合的には
RXRで「ここはもうちょっとこうした方がいいかな」と思われる部分をその通りやってみた
ようなフレームになっている。
チェーンステーに穴が空いているが、これはコルナゴがやっていたもの(「Bステー」だったか?)とは目的が異なり、
このように真後ろから見るととても分かりやすいが、空気整流用の穴なんだそうな。
この、サドル位置にかなり前後幅があるシートクランプ金具もなかなかうまく出来ていると思う。
Bianchiお馴染みのチェレステカラーで統一された中に、ちょっとした赤をアクセントにする色遣いもうまいと思う。このあたりはイタリアンデザインなのかなと思う。
この新しいD2はまだカタログモデルではなく、プロトタイプだ。このまま市販化される保証もない。
銃器の世界ではイタリアの銃をして「世界最高の試作品を作るが、その通りのモノを量産出来たためしがない」なるジョークがあるらしいが、新D2もこのまんま市販化する気があるとして、できるのか不透明。当然値段も不明。安そうな雰囲気はないけど。
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コメント
コルナゴはHPステイですね。
投稿: 名無し | 2008年5月20日 (火) 13:40