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2008年5月26日 (月)

Challenge 600

Lightweightが意地で世界最軽量の座を奪い返したようだ。

ペア重量697.1gの「Challenge 600」を計りに載せ、またある程度分解して公開。

よくぞそこまで、と思う。

と同時に、LEWが700g台のホイールを“市販”していることを考えると、売ることはできないであろうChallenge 600にややいびつなものも感じざるを得ない。LEWの700g台は世に問える700g台だが、Challenge 600が達成したSub700は世に問えないからだ。

1個しか作らなくていい、手間も時間も材料も無制限に注ぎ込めるものが高性能になるのは、誤解を恐れずに書けば「当たり前」だ。凄いものを1個だけ作れる能力と、その同等品を幾つも作って売れる能力とでは生産技術のケタが違う。Challengeナントカが高性能になればなるほどLightweightのホイールは市販モデルとアドバルーン的な試作モデルとの差が開いていっている。

このホイールの真価は、600g台を作れる技術で生産される、次世代の「Lightweight Generation VI」がどうなるかで決まるだろう。

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