FSA Disc
FSAは、どれくらい売れてるのかよく分からないけど以前からブレーキキャリパーも売っていたりする。
FDはコンパクトクランク勃興期に多少話題になった。
ホイールに参入して何年か経ち、そんなに売れていないがやめる気配どころかディスクホイールまで出している。ブレーキもFDも2種類揃えてみたりチェーンまで出したりと、総合コンポメーカーになりたいのだろうな、きっと。
FSAのホイール、正直パッとしないが3フランジの概念導入がLEW RacingのPRO VT-1より早かった(もっと早かったメーカーもあるかも知れないが私はさすがにそこまでは調べていない)とか、光るモノもあったりする。
私の認識ではFSAはもともとカーボンクランクで売り出し、ロード用PCD110クランクの可能性にいち早く目を付け、コンパクトクランクの隆盛と共に大きくなったようなイメージがある。これもFSAの「光るモノ」の一つだろう。
FSAの場合、ホイールもそうだがクランクだって当初のコンパクトはチェーンリングの設計がヌルかったせいで変速性能が大幅に劣ったりとアイデアに技術がついて行ってないところが多分に見受けられるメーカーでもあるのだが、セラミックベアリングの採用もイケイケだったり、どんどん新しいものに取り組む姿勢が面白い。Visionブランドでもドラッグオンブレーキはエアロブルホーン用ブレーキレバーの概念を変えた商品だと思うし、i003も新たなアイデアの一つだろう。
その意味では、こんな「普通の商品」はFSAらしくない。軽くもないし、カーボンディスクホイールとしてめちゃくちゃ普通の商品だ。FSAが出すなら、もっと前衛的に“何か”やって欲しいものだ。
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コメント
このFSAというメーカー。
私の認識では、このメーカーが何か考え出して面白いことをやっているというより、台湾メーカーでいろいろな企業が新しいことをして必死に売り出ししているものを、とりあえず集めてきて一般に流通させているというように見えます。新しいところでいえば、TOKENもそのような感じ。企業の内部事情は知りませんので、どこまでがオリジナルなのかなあ??
投稿: nagashima | 2008年5月 2日 (金) 06:41