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2008年5月 3日 (土)

VENTUS

以前紹介した、新生3Tのユニークなエアロバー「VENTUS
2年連続の世界選手権ロードタイムトライアルチャンピオン、Fabian Cancellaraが使用中だ。

Team_csc_ventus_straight_on

先日もVENTUS装着P3Cで個人タイムトライアルステージを制している。

VENTUSはブルホーン部分がまさに言葉通りの翼のような見事にペッタンコの造形になっており、軽さの点では最新鋭の製品に見劣りするのだけど、空気抵抗低減の徹底ぶりでは従前CSCが使ってきたエアロバーの一大ブランドVision(FSA)製品よりもむしろ徹底しているように見えるところさえある。似たような造形でVENTUSに匹敵しそうな製品となるとせいぜいHED.のVantage 8くらいだろうか。いや、それこそVantage 8であろうともVENTUSと比較した場合負けそうな気がする。Vantage 8も猛烈にペッタンコの翼断面だけど、どうしてもステムクランプ部分であるとかグリップ部分であるとかに妥協が出ている。

後付けのブレーキレバーを装着しなくてよい一体設計の利点を活かしきったVENTUSは、ブルホーンの突き出し部分で「丸くないグリップ」を実現している。ブレーキレバーを取り付けるためには基本的に「内径22mm前後の穴」が開いていなければならないからどうしても丸パイプ状になるが、ブレーキレバーが初めから造作されているVENTUSのグリップは平べったい上に先細りだ。これは後から任意のブレーキレバーを付けてもらわなければいけないグリップでは絶対不可能な造形で一体型の面目躍如である。ついでにブレーキレバーの“薄さ”はもはや驚きである。Visionのドラッグオンといい勝負だろう。

VENTUS、軽くはないがステムもブレーキレバーも付いての重量だから総重量で見るならば実はそんなにヘビー級でもない。ブルホーン用のブレーキレバーだって慎重に極めて軽いモノを選ばない限り簡単にペア150gを超えるし、それでステムをLOOK ERGOSTEMにしたらどんな軽量バー使ったところで全部帳消しどころかお釣りまで来てしまう。ステム一体型は見た目の重量こそ不利でも総重量で比べるとそんなに騒ぐほどのモノではなかったりするのだ。むしろステム一体型で一番問題になるのは、通常ステムが担っているポジション調整機能が機能しない点だろう。

VENTUSの場合「全然売っていない」のも欠点かも知れないが。

P5080070

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