Boonen out
先日当Blogで記事にしたTom Boonenのコカイン検出騒ぎだが、一応の決着が付いた。
既に的確なコメントを頂いてしまっているのだが(苦笑)
- QUICK・STEPと3年契約延長
- 2008年のツールドスイス除外
- 2008年のツールドフランス除外
- 当面(期間未発表)のレース活動休止
が公式発表された。
Le Tour de Franceについては、ASO側が「紳士的な対応を求める」と暗にチームによる自主的な出走除外を求めたのだが、QUICK・STEPが(昨年のMaillot Vert獲得者でありチーム1のスター選手でもある)ボーネンの出走に未練を見せたためASOの決断として出走除外となったのが経緯のようだ。
コカインの使用そのものについては“否定も肯定もせず謝罪をする”形で、暗に使用を認めた。
既に多く報道されているが、飛び抜けた人気を誇るスター選手であるがゆえのプライバシーの無さとプレッシャーから薬物に頼ってしまった説が圧倒的に主力。
現に「妹にボーネンを会わせたいためだけにQUICK・STEPのドライバーに応募した男」が出た一件など、ボーネンの周囲ではそれこそ極端な表現をすれば「トイレも安心して行けない」に近い過熱状態となっており、レースと無関係なところでさえ気が休まらない状態のようだ。スターであるが故の憂鬱か。これはもうスターでないと分からない悩みだろう。
だからコカインをやっていいとはビタイチ思わないけどね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント