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2008年7月15日 (火)

落車ニモマケズ

Le Tour de France 2008 第10ステージ
遂にCadel Evansが総合首位に躍り出たようだ。

ただし、開幕前から総合優勝のダークホースとされていたFrank Schleckが僅か1秒!の差で2位に付けるなど、決して安泰のMaillot Jauneではない。57秒差のデニス・メンショフ(ロシア語なので綴りが分からない)も総合狙いのやる気満々だし、1分28秒差のカルロス・サストレにもまだチャンスがあるだろう。

2008年のツールは落車合戦である。

バルベルデ、クネゴ等総合上位狙いの選手が既に落車して怪我。バルベルデは落車による怪我のせいで痛くて寝られないようだ。エヴァンスも第9ステージでヘルメットが割れるほどの落車(=頭をそれなりに強打した)をして怪我を負い、この第10ステージの結果が危ぶまれていた。しかし蓋を開けてみれば初のMaillot Jaune着用となった。最後に長い個人タイムトライアルが控えている以上、仮にこのままの順位で行けば(ちょっとあり得ない仮定ではあるが)TTを得意とするエヴァンスとTTでもかなりいけるメンショフ以外に勝ち目はない。やはり第17ステージ終了時点で 勝敗がほぼ決するだろう。クライマー勢はここで差を付けての首位に立って個人TTで逃げ切らない限り勝利などあり得ないし、エヴァンスやメンショフのようにTTが走れる選手は17ステージ終了時点で 僅差でも首位もしくはトップと僅差に付ければ個人TTで逆転首位に立てる。

素人じゃあるまいし皆そんなこたー百も承知で走ってるから、17ステージで爆発を狙 う選手、それを封じ込めようとする選手のバトルが見物だ。

総合優勝争いはこれからが本番。
毎ステージ目が離せない。

Valverdeがずるずる順位を下げているのが気になるが。

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