まだ「全部入り」ではありません
エアロフレームの本命(?)LOOK 596続報。
496よりも数段ゴツくなったエアロヒンジ周り。下側のベアリングが大径化されているのが分かる。
専用ERGOSTEMはかなり大幅に変更され、物凄く低いポジションでも普通に採れるようになった。
LOOKのERGOSTEMは「とても便利だけど物凄く重い」事でも知られていたが、かなり軽量化が図られたらしい。
設計思想としてはほぼSPECIALIZED TRANSITIONだと思う。あれをエアロヒンジにして、ブレーキを普通にして、シートポストのグニャグニャをおとなしくして、インテグレーテッドシートポストにしたら596だ。
今のTTフレームのトレンドを見ると
- エアロヒンジ構造で、フォークはスリット入り。Fブレーキキャリパーは逆付けするかフォークに埋め込む。
- ステムはフォーク一体成形とする。
- RブレーキキャリパーはBB付近に埋め込むように付ける。
- シートステーにもスリットを入れる。
- ダウンチューブ、シートチューブはUCIルール上限の前後75mm(ルール上最大値)、幅25mm(ルール上最小値)とする。
- トップチューブは扁平極細にする。
- チェーンステーは極限まで内側に曲げ、かつ空気整流用の穴を空ける。
- リアエンドは正爪にしてリアタイヤをシートチューブぎりぎりまで寄せられるようにする。
このくらいやれば「全部入り」か。まだ全部入りは出ていないので、当分競争が続くだろう。
同時発表のクランク「ZED」
見て分かる通り、クランク長が3つ選べる。
変わったスパイダーアームである。
物凄く軽い作りらしい
専用ペダルしか使えないのはどうだろう。アームストロングじゃないけど、走り込んでいる人間ほどクランクは換えてもペダルは換えない人が多いから、専用ペダルしか使えないクランクって時点でバカ売れはあり得ない気が。物凄く高いようなので値段的にもバカ売れはあり得ないが(苦笑)
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コメント
スレ違いで申し訳ありません。
ついにCervelo P4がお目見えしたのでご報告です。
ボトルもフレームの一部かと見間違えしそうです。
詳しくはアドレスにCerveloのHP貼り付けておきました。
投稿: Snowda | 2008年9月25日 (木) 10:19