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2008年9月21日 (日)

5人目誕生までカウントダウン

Vuelta a Espana 2008の第20ステージ山岳個人TT
勝者Levi Leipheimer
2位Alberto Contador

21ステージは凱旋ステージであり総合優勝勝負はしないのが紳士協定なので、Contadorは集団落車に巻き込まれでもしない限り日本時間9月22日未明には史上5人目の「3大グランツール全制覇」が達成される。

Leipheimerが「山岳個人TT」で勝ってしまったのも凄いと思うが、41秒遅れできっちり2位に付けたContadorは憎らしいくらい強かった。Valverdeが同タイム3位に入ったが、6分差付いている状況でこのくらい頑張っても総合には何ら影響しなかった。

グランツールにおいてはContadorの強さが目立った2008年だったと思う。
Le Tour de FranceでSastreが総合優勝したわけだが、これはContadorが出られなかったからである事を、Sastre自身が誰よりも分かっていると思う。勝負師だから絶対自分で口には出さないだろうけど。

そして今年もValverdeは期待を裏切る形になった。たぶん、Valverdeは今の体制でCAISSE D'EPARGNEに居る限りグランツール総合優勝は今後もないと思う。現在UCIプロツアーのトップポイントランカーだし、この20ステージでもContadorと同タイムでゴールするところとか、明らかに才能はピカイチなのだけど走り方が場当たり的で総合優勝を獲るロジックが全然ない。毎度毎度「時々いいところを見せるが、総合はずるずる遅れてそのまんま終わり」をお約束のように繰り返している。これ、監督には悪いが監督のマネージメント能力の無さを証明され続けているようなものだ。

Valverdeには、ウルサイくらい指示を出しまくり全選手の動きを逐一管理するような監督が付かない限りグランツール制覇など永遠に夢のままで終わるな。

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