一気に軽量化
HED.と来ればHED.3が代表的だと思う。
Lance ArmstrongがTTで愛用し続けたホイールだ。
次がSTINGERだろうか。特に10cm弱の凄いディープリムを持つSTINGER 90はディスクホイールに次ぐ空力を持つ存在としてトライアスロンやTTでよく使われている。
だが、HED.3cこそバトンホイールとして軽量な部類に入るが、その他のHED.ホイールは軽くない。フルカーボンリムを持つSTINGER 50でも、ほぼ同じ作りのCampagnolo BORA ULTRAなどに比べ明らかに重いホイールだった。アメリカンな強度優先?と思わせた。
だが2009年から一気にsub 1300gのホイールをデビューさせるそうだ。
リムハイト50mm、チタンスポークを採用し(HED.は前からオプションでチタンスポーク仕様にして貰えるなどチタンスポークに縁のあるメーカーである)、公表重量1295gでBORA ULTRAの同1305gを下回ってきた。相変わらずHED.らしいスポーク数の多さで、どこまで空力が最適化されているのか微妙な気もするが、一気に「らしからぬ軽さ」を実現したのは事実。今まで「空力は良くても重い」ホイールだったHED.の製品群の中では明らかに異色の存在である。
HED.製品がかなりマイナーでほとんど流通していない日本では買う人間がそんなに多いとは思えないが、ちょっと気になる存在だ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
Reynoldsのホイールもアップデートされてますね。
DV46T UL: 1,040g
MV32T UL: 1,000g
とさらに軽量化されてます。但し、値段も随分上がる(3倍とのうわさも?)らしいですが。。。
投稿: greenmochi | 2008年9月25日 (木) 07:00
P4の情報が出ましたね。
ボトルが見事に一体化です。
http://www.competitivecyclist.com/road-bikes/frame/2009-cervelo-p4-5424.html?utm_medium=email&utm_source=Campaign+Monitor&utm_content=317058202&utm_campaign=The+2009+Cervelo+P4&utm_term=2009+Cervelo+P4
投稿: ぶち | 2008年9月25日 (木) 21:08