SchumacherはQUICK・STEPへ
解散が決まったGerolsteinerに所属していた有力選手のうち、行き先が決まっていなかった“大物”Stefan SchumacherはQUICK・STEPに移籍が決まった。
資金もメンバーも強力なQUICK・STEPではあるが、逆にエースを張らせて貰えたGerolsteiner時代とは違ってQUICK・STEPは今のところ人気と実力の両方兼ね備えたスプリンターの大エースであるBoonenが君臨している。麻薬検出騒ぎが出る前はBouygues Telecomにエースとして移籍する話が進んでいたらしいが、何だか「雨降って地固まる」式でQUICK・STEPと2年契約を結んだ以上、2010年まではBoonenがQUICK・STEPのエースだろうし、SchumacherはTTにしても今年ほどの存在感が出せるだろうか(アシストとして脚を使ってしまうと本来TTが得意な選手でも力を100%出し切れないのは、2008年のLe Tour de FranceにおけるCancellaraが典型例の一つだ)。
そんな外野の心配をものともしないほどブッチギリの走りを見せればいいのだろうけどね。
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コメント
私はてっきりColumbiaに行くものとばかり思っていましたがそうきましたか。
Spacialized繋がりですかね。
ヴィスコンティ次第かなぁとも思います。
彼がステージレースの総合を狙えるまで成長すれば目立てないかもしれないですが、
今年と同じく逃げを決めてやっとステージ勝利、
というところで燻るようだとまだまだ活躍の機会があるのではないかと。
投稿: 猫の郵便屋 | 2008年9月13日 (土) 02:24