山岳王のお家芸になってきたぞ
既報の通り、Le Tour de France2008中にAFLDが行った検査でStefan SchumacherとLeonardo Piepoliの2人からCERAポジティブが発覚したが、続いて山岳王&総合3位のBernhard KohlもやはりCERAポジティブであった事が発覚した。
2008年のドーピング、総合優勝に絡まなかっただけで規模としては2007年より酷いかも知れない。
Kohlはツール直前にオーストリアアンチドーピング機構が採取した血液サンプルと、ツール第17日に採取した血液サンプルの2つともCERAポジティブと出たそうだ。
Gerolsteinerは解散が決まった最後の年が実に酷かった事になる。
最も活躍した2人が2人とも薬物。
解散が決まっていたチーム、つまり「沈み行く舟」の乗員として、何とか実績を残そうと足掻いたのか。
確かにその結果二人は来年以降の契約を一級のチームで得たが、全ては御破算となった。相手チームにとっても。
最近、山岳で活躍する選手は大抵薬物がらみで引っかかる。
こうなると、陽性と判定されていない選手まで「もしかしたら…」と疑い始める。
それもドーピングの困ったところだと思うのだ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
毎度です。
アスタナを集中攻撃しておいて、
他のチームから陽性連発とは、空振りもいいとこですね。
そういえば、アスタナがチーム内検査基準不合格でグセフを解雇しましたが、あれも原因はCERAなんですかね?
投稿: Carbon_Cloth | 2008年10月15日 (水) 10:44
2007じゃなくて6じゃないですか?
投稿: とおりすがり | 2008年10月16日 (木) 16:54
Carbon_Cloth さんまいどです。
CERAかも知れませんね。
2007じゃなくて6ではないかとのご指摘についてですが、確かに2006年はランディスがツール終了後ドーピングでアウトになってます。
が、2007年も優勝大本命だった筈のヴィノクロフがTTで圧勝して再び優勝戦線に帰ってきたその日のドーピング検査でアウト、次にラスムッセンがドーピング嫌疑でマイヨジョーヌを着たままクビになりツールを去っています。2007年も明らかに総合優勝にドーピングが絡んでますよ。
だからコンタドールは「棚ぼた優勝」「実力ではない」とする意見があり、コンタドール自身もう一度勝つことでシロクロ付けたい筈です。
投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2008年10月17日 (金) 20:46