PowerTapの時代
ReynoldsもB.T.O.でディスクホイール以外はほぼ全モデルPowerTap組み込みが可能。
MAVICまでもがPowerTap組み込みホイールを出す。
初期から協力関係を築いていたZIPPは、今やロープロファイル軽量リムからハイエンドディスクホイールSub-9に至るまでほとんどフルレンジでPowerTap組み込みが選べる。なんせディスクホイールだけでもZIPP 900と前述のSub9の二種類選べるくらいの充実ぶりだ。
Bontragerも当初はアルミリムモデルだけだったが、Race X Lite Aeroが選べるようになりAeolusも選べるように増えた。そのように増えるにつれPowerTapが持っていた「ホイールが選べない」ネガがどんどん弱まってくるし、逆に「ホイール以外の全てのパーツが自由に選べる」メリットが出てくる。
最初は手組しか使えない状態からスタートしたのが、今やペア1000g級超軽量ホイールのリムを組み込んだファクトリーコンプリートPowerTapからディスクホイールPowerTapまで選べる。こんなにファクトリーコンプリートが揃うところまで来たのは凄いことだ。CycleOpsの物作りと営業努力の両方が噛み合ってここまで来たのだろう。
「PowerTapの時代」到来か!?
ただ、選べるのは勿論いいことなのだけど、PowerTapでホイールをいろいろ揃えるとSRMとホイールを買ってお釣りが来てしまうのが問題だ。
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コメント
アメリカの通販サイト等での実勢価格をもとに計算してみましたが、
・自転車2~3台
・練習用ホイール(手組み)は自転車台数と同数セット
・レース用ホイール(Zipp202~404)2セット
・全ての自転車でパワー計測可能
・ホイールが練習用でもレース用でもパワー計測可能
・パワーメータはワイヤレスタイプ
以上の条件ですとPowerTapの方が$3,000以上お徳となりました。
(レース用ホイールを3セットとしても、まだPowerTapが$2,000以上お徳)
当然ホイールを買えば買うほどPowerTapのコストが高くなってきますが、
大抵の場合はPowerTapの方が安そうです。
なお簡単のため、PowerTapの場合はホイールセットの数だけ
メーターもついてくる条件なので、余分メータ分の価値がおまけで付いてきます。
カンパの11sは現行フリーで対応できていることもあり、
BBの方がフリーハブよりも構造変化の可能性が高そうな点からは
PowerTapに勝機(商機)あり??
※ただし、パワー計測できる自転車は1台で十分、という場合は
仰るとおりSRMの方が断然有利になりますね。
※※そもそも上記の計算では$10,000~$20,000のお金がかかる、
ということがもっと重要な事実でしょうか。。。(笑)
長文ですみません・・・
投稿: greenmochi | 2008年10月 9日 (木) 09:04