最初からこれで良かったのでは?
値段だけならax lightnessのORIONとぶつかるくらい高い。
まだ「出す予定」と値段だけ。クランクの“前科”があるので本当に出るかは出てみるまで分からない。
内容もスペックなし実物写真なしなのでよく分からない。
あくまで3DCG映像でしかないが、見た感じ現行モデルからの流用パーツらしきものもちらほら見受けられる。
もうすぐ2009年の今日この頃「SHIMANO 105くらいの効きで前後200gくらいのブレーキ」なら、もはや300ドルでは高い時代に突入している。1200ドルも取るからには150gくらいは達成するのか?
まさか、ZERO GRAVITYの関係者がこのBlogを読んでいる可能性は限りなくゼロだろうが、本当にカラーオーダーを始めた。
これであなたも「世界に一台、私だけのZERO GRAVITY」が!(笑)
緑色とか、かなり「目が醒めるような色のブレーキキャリパー」を注文できる。もちろん、各部で全部色を変えていよいよ狂ったかと思われるような凄いことにしてしまうことも可能だ。オーダーだからね。
悪魔モデルとか金モデルとかカラー違い限定モデル2連発やってないで、最初からカラーオーダー導入で良かったんじゃないのか?それともカラー違いモデルが意外と売れたから調子に乗ってカラーオーダーなのか。確かに2008年11月時点でストッピングパワーと重さから見て0G-Tiに695ドルは「カラーオーダーでなければまず出せない」値段だろう。カラーオーダーに相当値打ちを認めると仮定してだ。
カラーオーダーは直販だけ。なお10セット以上一気に頼むと(こんな高いカラーオーダーブレーキを10セット以上も頼むヤツいるのか?プロツアーチームでも到底やらん豪奢な無駄遣いだな)オリジナルロゴ入れもオーダー可能。カラーオーダーモデルはボルト類が基本全部チタン。NEGATIVE-Gの赤も標準のNG-Tiでチタンボルトになっていない箇所(ブレーキシューの固定ボルトとか)までチタンボルトだったので、同じ構成なのだろう。
さり気なく出てしまっているが、カンチレバーブレーキも出す。
2008年11月19日時点、ZERO GRAVITYのHP自体にはこのカラーオーダー画面にしか出てこない謎の商品状態だが、既にオーダー(カラーでなしに通常品)を受けている店もあるので本当に出そうな感じだ。
こんな製品が出てくるあたりでシクロクロスブームは本物なんだなあと思う。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
軽量ブレーキと言えば、M5の奴はどうなんでしょうね。
http://www.m5-ligfietsen.nl/site/EN/_m5__Lightweight_bike_parts/M5-side-pull-brake/
DuraなどよりAxial Stifnessは4-6倍良好とのことですが。価格も$400位ですから、ちょっと前までのゼログラ程度です。
投稿: 元 | 2008年11月20日 (木) 01:29
元さんまいどです。
M5は随分前(当Blogを始めてそんなに間がない頃)に写真だけ取り上げた事があるんですが、
ヨーロッパでは
・M5の当社比データはかなり強烈にフカシが入っている。
・M5の製品の耐久性は、ax lightnessやtune skylineも裸足で逃げ出すレベルの、清々しいくらい「一発機材」である。ハブなど、1シーズンもたなくても驚くに値しない。
・びっくり軽量クランクがいつまで経っても出せないのは、当初公表した重量だと力持ちが乗ったらペダリングの力で曲がってしまうくらいグニャグニャに柔らかくてハナシにならなかったから。
等々が指摘されています。
このトラス構造は強度面から見たら全く理に適った作りだとは思いますが、機構的にただのシングルピボットサイドプルなんで、肝心の効きではどう贔屓目に見てもカンパのスケルトンやシマノデュラを超えられないと思います。効きで見るならeeBrakeの方がまだ遙かにイケてそうですし、eeのようにデュアルピボットにしたら変わらない重さになっちゃうんじゃないでしょうか。
投稿: LIVESTRONG 9//26 | 2008年11月28日 (金) 15:44