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2008年12月28日 (日)

きっと、出揃うのは春です(笑)

ASSOSの再改良厳冬期タイツ、winter.LL
遂にfuguJackと同じ-6〜6℃対応を謳うまでになった。これは結構画期的だと思う。

…が、生産が遅れまくっているようだ。

何があったのか知らんが、とっくに真冬に突入しているのにモノが出回らない。

年末になってやっと1、2色の一部サイズがちらほら入荷した程度で、欲しい色やサイズがそれられに含まれない人にとっては無いのと同じ状況が続いている。京都なんか昨日26日は断続的に雪が降った。そのクソ寒い中でも当然のように朝から走ったバカな私にすれば、上着こそ「さすがfuguJackだ。雪の中走っても何ともないぜ!」とか抜かせても、脚は限界ギリギリな雰囲気だ。

作りそのものは、さすがマイナス6℃までいけると標榜しているだけあって、足首に掛けるループがネオプレーンのような素材(つまり断熱素材)に変わっていたりお腹の生地が二重になっていたりと従前気になっていた部分が解消されている。しかも単に二重になっただけではなく新開発の生地だそうだ。

ASSOSの今までのタイツは、気温が0℃を下回ってくるくらいからが冷えた。これは別にASSOSに限ったことではなくて「サイクルベースあさひ」では前から自転車用ハラマキを「これが効く」と大真面目に力説して売っているくらい、どこの服を着ようとハラが冷えるのは古くて新しい問題なのだ。そして「腹部を冷やしておいて脚の冷え解消など無理」「冷えを防ぐには腹巻き最強」は、かつてNHK「試してガッテン」でも実験していたように覚えている。同じ条件で、脚に何かかけて温まろうとするより腹巻きして脚になにもしない方が圧倒的に脚の温度が上がっていた。だから「腹が冷える服で寒いの暖かいのを論じるのは、砂の上に建てた家の安定性を論じるくらいお笑い」なのだ。腹の保温を考えた新型になるのは当然の改良だろう。腹部大動脈を冷やして脚だけ温めても無駄。

細かいところではwinter.LLから遂に「白」が加わった。fuguJack、airJack851と白が加わったがairBlock.LLだけは白が無かった。そこに待望(?)の白なので、当然ながらオーダーが集中しているものと思われる。

夏用はともかく、濡れた汚い路面を走る事が多くて跳ねが飛びやすい冬用タイツに白ぉ?と思うのだが、全体的に「やたらキャラが濃い」色ばかりのASSOSウェアにあって無難なのが白と黒なのも間違いなく、黒は本当に「真っ黒け」なので白が残るだろうとは思う。08から加わった新しい最上位レーパンのFI.13 S5も今のところ09は白と黒のみで増色なし現状継続。カタログやHPを見てもASSOSはイメージカラーを白に据えたような感じだ(前は赤だった)。こうなると余計白が売れる。車はTVCMに出した色が必ず売れるのが有名だが、どの業界でも似たようなモンだろう。

ところでASSOSは冬服の「限定色」を突然上着と帽子だけ発売した(既に色によっては売り切れている)が、これはどの色が一番人気が出たかの結果を見て、次に追加する新色を決定する目的だろうなと想像している。徒に色ばかり増やしたら在庫調整が困難になって利益をむしろ減らしてしまうので、どこも当然考えることではあるが「売れる色だけ定番色として増やしたい」のだろう。限定カラーは通常モデルと色遣いを反転させる事で限定カラーが出ていないパーツ(の方が多いわけだ)に黒を使えるよう配慮されてはいるが、その色が気に入った人間にしてみれば全部揃えたくなるに決まっている。

しかし上から下までSOHO(微妙に緑の入った蛍光イエロー)で固めたらさぞかし目がチカチカするだろうな。

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コメント

はじめまして。よく拝見していたのですがカキコは初めてです。
少しずつ乗る距離を増やしている自転車初心者です。

趣味でスポーツをやっている以上ファッションって重要だとおもってます。
もともとテニスとラクロスをやっていたのですが、日本人は地味な格好ですよね?
その点自転車ファッションは華やかだから大好きですね!

お腹を冷やさないようにすることの大切さはなるほど納得です。
腹巻きをかってこようと思う今日この頃です

今後ともよろしくおねがいします〜

投稿: yamada.riereie | 2008年12月30日 (火) 11:48

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