XX
SRAMの最上位MTBグループが新リリース決定。
名前は「XX」だそうだ。
やはり既報の通り2X10speedで、遂にMTBもリア10speed時代に突入する。
既に噴出している、信頼性への疑問はどうなるか。
SRAMがそのような“雑音”をはね除けるのか「やっぱり」となるのか。
MTBのリア10speed化に関してはSHIMANOなどは当然のように既に散々研究している事だと思う。そうでなくても、かつてあれほどMTBコンポ界に君臨し栄華を誇っていたのが、最近は明らかに「年々SRAMに喰われて」いるのだから。
SRAMがREDを出しCampagnoloが11speedのSUPER RECORDをリリースしたのに対し、SHIMANOは7900で王道ど真ん中の横綱相撲に出た。飛び道具ではなく完成度だと。電動シフトシステムにしてもあれは飛び道具などではなく「電動システムが載せられる完成度が79です」だ。電動システムの方が明らかに「無理がきかない」ので、完全に洗練されたドライブトレーンの基本が出来ていない限りシステムの上に電動は載らない。多少渋いものを力で押し切るとか指先の微妙な加減で調整とかは、自転車の操作そのものに習熟したユーザーにとっては意識すらしない事柄でも電動のキカイにとっては途端に不可能な芸当と化してしまう。基本となる部分で「微妙な融通を必要としない完成度」がなくては電動などあり得ない。電動だから凄いのではなく、凄いから電動が可能なのだ。
980XTRがどうなるか、今から見物だなと思う。
リア9speedのまま勝負するのか、10speed化するのか。
外野は見てるだけだから楽でいいな(笑)
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コメント
2x10速なのはXCのプロ向けだからでしょう
ワールドクラスの人たちは常時アウター、偶にミドルでインナーは殆ど使ってないですから。
一般人お断りな感じが漂ってきますね。
耐久性とかショップ店員が匙を投げる整備性とか・・・
そこら辺をどう整合するんでしょうね
投稿: RM | 2008年12月15日 (月) 20:32