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2009年2月18日 (水)

ナイン

Tour of Californiaで公式戦初お披露目されたBontragerの超ディープリム。
名前は「Aeolus 9.0」だった。

Aeolus9

例によって名は体を表す名前なので、ハイトは9cmなのだろう。

ちょうどZIPP 808と1080の間に入れてきた。
ZIPP1080もそうだが、さすがに壮観。しかもAeolusではお馴染みの前後スカスカ16本スポークRolf組みなので「ドーナツのようなリムだけが回っている」感じだ。

Tublarがペア1840g
Clincherで同1910g

これはもう、中途半端に軽くしようとはしていないな。

もともとAeolusは6.5であっても後輪同士で比べたらLightweight Disc(最新型は820g)より重かったりして「金があってルールに問題がなければディスクホイールの方が軽い」走る場所を考えないで使うと自爆しそうなホイールだったのだが、更に重い9.0ではもはや坂を登ろうとすると前輪バトン+後輪ディスクの組み合わせよりも確実にしんどいスパルタンぶり。そのような組み合わせよりも徹底した完全な平地用スペシャルで、もともとAeolus全般がよじれに強いスポークアレンジではない(16本しかないスポークを推進力優先で組んであるため)事を考えても、ディスクホイールより坂に向いていないホイールである事は間違いない。

清々しいくらい徹底している作りだな。

少し驚くべきは、アメリカではデビュー戦と同時に直販では販売開始されている点だろう。実際にモノが出回っているかどうかは別として。

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コメント

http://www.cyclingtime.com/modules/myalbum/photo.php?lid=111438

これですね。

投稿: Nao | 2009年2月18日 (水) 01:53

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