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2009年3月26日 (木)

クラッシュ

Vuelta Castilla Y Leon 2009の第1ステージで、Lance Armstrongが集団落車に巻き込まれ鎖骨を骨折した。

ワタシの拙い医学知識では鎖骨骨折に「早く直す方法」は無かったような気がするので、いま骨折してしまった時点で、Armstrong本人は総合を獲る気さえ見せていた100周年記念のGiro d'Italia 2009だが、好成績を挙げるのはほぼ絶望。治療のブランクによって失った体力を戻すのに必要な時間を考えると、ピークパワーを取り戻すにはCriterium du Dauphine Libereくらいまでかかるのではないだろうか。つまり、すんなり治ってLe Tour de Franceに間に合うくらいではないかと。折角の初出場で既にArmstrongお馴染みのコース下見も行っていたGiro d'Italiaだが、欠場さえあり得る状況に一変した。

ちゃんと走って勝てなかったのならともかく、こんなことで躓くとは残念な話だ。

考えてみればこの様な危険は不滅の7連覇中でもいつも存在したわけで、やはりその頃のArmstrongには運さえもが一貫して味方し続けた神懸かった状態だったのだなあと妙に納得。

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コメント

今回は解放骨折(傷口から骨が見えてしまう)ではなかったようなので、手術してプレートで固定すれば、すぐに負荷をかけることが可能になります。実際今朝テキサスで手術を受けてますね。
http://twitter.com/lancearmstrong/status/1389998963
手術による感染症が起こらなければ、早期の復帰となると思います。

投稿: Jun | 2009年3月26日 (木) 11:37

ロード選手として今度の活動に致命傷になるような傷でなくてよかったですね。
関節面からの剥離骨折ですか??
はがれただけならくっつきにくいですけどロード選手生命が絶たれることはないと思いますのでこれも運がよかったといえるんじゃないでしょうか??
鎖骨ならたぶん肩口から落ちたんでしょうから上腕かもしくは首がやられなくてよかったですね。
ASTANAは個人的に好きなチームです。
総合優勝も狙えたヴィノクロフがなき今ASTANAにいる以上は活躍してもらわないとダメですね。

投稿: 秦璃 | 2009年3月26日 (木) 13:49

これはハミルトンさんを見習ってもらうしかないですね。

投稿: 通り | 2009年3月27日 (金) 01:49

Junさんご指摘の通り、単純骨折ならチタンワイヤー(要するにピン)を鎖骨に通して
すぐにリハビリ可能になるかと。
ただ、TDFまでの調整にどれだけ影響が出るかは未知数ですね。

投稿: hoshi | 2009年3月27日 (金) 09:36

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