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2009年3月30日 (月)

DT SWISS

DTがかなり気合いの入ったホイールを発売。

リムハイト66mmで前後合計1350g
リムハイト32mmで前後合計950g

などなど。暫く前からBMCレーシングの選手が使って地味に話題になっていたモノのようだ。
リムハイトと重さがほぼ同じなのでほぼ間違いなくReynoldsのOEMなのだけど、逆にReynoldsにとっちゃDTがハブのOEM元なので、これは単なるOEMホイールではなく「お互いもちつもたれつ」製品と見るのが正解だろう。

しっかし、ReynoldsやDTのような「メーカー」から普通に前後合計1kgを切るホイールが売り出される時代になったのが凄いと思う。

このような製品を、EDGEであるとかtuneのようなトンガった製造元が売り出しても不思議はない。が、DTなりReynoldsなりはそれなりにでかいカンバン背負っているわけで、超軽量パーツだからすぐぶっ壊れても仕方ないですねでは済まないところがある。tuneの製品がすぐぶっ壊れても、むしろ「そら、耐久性考えんと無茶使いしたアンタが悪いで〜」と使い手側が笑われて終わるような雰囲気さえあるが、DTとかReynoldsですぐぶっ壊れたら客は普通に怒るだろう。背負ってる看板に泥を塗らない程度の耐久性は確保しなければならない。

DT190 Ceramicのハブも確かにそこそこ軽いけど、tuneのファクトリーコンプリート用の「削れるところは根こそぎ全部削り落とした」ような作りとは違う。

そのようなヤバいコトをしなくても1000gを切れるほどホイールは本当に軽くなってきているのだ。

Lightweightの軽さに驚いていた頃、LightweightはStandardだと1100gちょいあったのだ。もはや軽くする「だけ」ならLightweightのような凄まじい作りなど無用。その先にある「何か」を見せないと駄目な時代に突入するのだろう。

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コメント

BTP に近い商売をしてる tune はともかく EDGE はどちらかというと硬派な?メーカーになりつつあるようです。フォークもリムも、剛性重視で初期設計から重量増になるケースが増えてきました。
日本ではあまり見かけませんが、製品の仕上げも非常に綺麗で感心しました。
前後 700g のホイールが現実的に組めてしまう時代なので、+200g もマージンを見れば強度は十分なのかもしれません。

投稿: info_wheel | 2009年3月30日 (月) 03:03

こんにちは、いつも楽しく読ませて頂いてます。

僕もLightweightを持ってますが、軽くするだけなら要らないですね?
僕のLightweightの場合、レースに出るわけでもなく、
ほとんど通勤に使っている程度なので、軽さよりデザインですが(^^;)

投稿: Lightweighter | 2009年3月31日 (火) 21:18

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