« HUTCHINSON Tubeless“wheels” | トップページ | 日本人選手が2人所属するSKIL SHIMANOが09ツールドフランスに招待決定 »

2009年3月18日 (水)

わざとじゃない

当Blogでしつこく登場するMAVIC iOの“逆回転”問題だが、どうやら決着がついた?ようだ。

Tirreno Adriatico 2009の個人TTにIvan Bassoが登場したが、今度はちゃんと正回転方向に装着して走っていたからだ。

あのBassoまでが逆向けに付けたマシンを駆ったことで「何か理由があるのでは?」説まで登場しかねないほど多かった逆回転方向装着だが、これはやはり「間違い易いからプロでも間違ってしまう」だけの事だったようだ。

なお、多分iOよりもっと間違われているが間違った当人も周囲も99%気付かないままになっていると思われるホイールがある。

HED.3だ。

HED.3のあの3本バトン、よぉ〜く観察すると分かるのだが実は翼断面になっており、どっち向きに回しても同じ空気抵抗ではない。だがハブからリムに向かってバトンが最短距離で真っ直ぐ伸びているのでどっち向きでもパッと見で見分けるのはまず不可能な上に、iOのようにご丁寧にハブに「ROTATION→」と矢印入りで書いてあったりしないアメリカンな作りなので、買って最初に逆にクイックを付けたら最後、逆向き以外では使われずに終わる例も少なくないだろう。なんせバトンにちゃんと向きがあるiOでさえアマチュアからプロまで片っ端から間違うんだから。

HED.3ユーザーの皆さん、要チェックですぞ。

もし

「そんなもん逆向きに付けたからって大して変わらんがな」

と思うなら、根本的にエアロホイールの必要性自体「もともと大して変わらんがな」となり「なーんだオレにはいらないものだったのね」と大変ラジカルな結論が出る(笑)場合もあるので、その点でも要チェック。

|

« HUTCHINSON Tubeless“wheels” | トップページ | 日本人選手が2人所属するSKIL SHIMANOが09ツールドフランスに招待決定 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: わざとじゃない:

« HUTCHINSON Tubeless“wheels” | トップページ | 日本人選手が2人所属するSKIL SHIMANOが09ツールドフランスに招待決定 »