たぶんZEFIROの「デビュー戦」だったんじゃないかな
案の定、チームや選手によってまさに百花繚乱・十人十色だった、Giro d'Italia 2009 ステージ12
質問?も頂いているので登場した機材についてなどなど
- cervelo TestteamのCarlos Sastreが使っていたのは、New 3Tの09新製品エアロドロップバー(主にトライアスロンのオリンピックディスタンス等で適用される「突き出し部分は先端が結合されていなければならない」等独特のエアロバールールに合わせた規格の製品)であるZEFIROのドロップバー部分に、08末に出たBREZZAのエクステンションバー部分を乗せたもの。
- Damiano Cunegoが使っていたのはDedaのClip-Oneで、これは何年も前からある製品。
- TTが得意だった記憶のないGilberto Simoniが、ブルホーンバー+エクステンションバーで走ったのには驚いた。あれだと登りで多少なりとも不利が避けられなかったと思うのだが。
- ほぼ全ての選手がエアロスキンスーツは着用していたが、ヘルメットはまさにバラバラ。TTをそれほど得意としていないSastreがエアロバイザーまで付けた超本気のエアロヘルメット(catlike製)をかぶったりしていたのに対し、TTに強いLevi Leipheimerや、このステージを獲ったMenchovが普通のヘルメットだったりと考え方が別れた。逆にエアロバーすら付けていないほぼノーマルの車体を投入したがエアロヘルメットは被る選手も見られた。
- レースとは関係ないが、ArmstrongがつけていたLIVESTRONGカラーのJawboneはやっぱりインパクト抜群で、フェイスペインティングにしか見えない…。
ちなみにZEFIROをノーマル(?)で使っていたのがGarmin slipstreamで、こんな感じ。
エアロバー部分の先端形状がとってもユニークである。
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コメント
なるほど、3Tの製品でZEFIROですか。
HPではドロップバーばかり見ていて気づきませんでした。
DHバー部の先端が少しケツっぽい形なのは空力を考えてのことなのでしょうね。
オークリーの下顎アイウェア Jawbone良いですね、密着性高そうでコンタクトの上からでも使えそう、
換気用の穴も設けられてる様ですし。
これは買いな品かも。
ご返答ありがとうございました、これからも更新楽しみにしています。
投稿: SAKANA | 2009年5月24日 (日) 18:27
Levi Leipheimerの姿勢はLance Armstrongよりも脇がしまっていて空気抵抗が低そうですが,
バーの持ち方は相変わらず不思議な感じ.理にかなってるのでしょうか?
時々手で空気を受け止める格好になっているのは気になるところ.
グローブしないことが多いのもこだわりなんでしょうかね.
www.steephill.tv/2009/giro-d-italia/photos/stage-12/
投稿: lifecycle | 2009年5月24日 (日) 23:42
Jawboneだけど、日本人とりわけ扁平で鼻が低い私みたいな顔には似合わないだろうなーと思いました。顔の造作全体が白人的にメリハリが効いていないと珍妙でサングラス負けしますよね。
投稿: soncie | 2009年5月25日 (月) 14:17