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2009年7月31日 (金)

7月の祭りが終わった

Le Tour de France
ロードレース好きにとって一年で最大の祭りが終わった。

以前にも書いたが、グランツールはいつも終わってしまうと妙に切ない。
それは「祭りモノ」の常なのだろうが。

2009年は、日本人の自転車関係者にとって間違いなく新しい歴史が作られた年となった。

あれほど値打ちこかれて来た日本人のツール出場。
ところがいきなり日本人が同時2名の出場を果たす。
日本人のツール出場はもはや特異点ではない。

2人とも呆気ないくらい、しかもしっかり地に足の着いた走りで完走する。

決して「ヘロヘロになりながらも周囲の必死の後押しで完走」したわけではない。二人とも自分に与えられた仕事をこなした上で力強く完走し、新城は最高位5位。別府も一桁に入ったし最終ステージでは敢闘賞をGetする目立ちぶりだった。つまり、そのくらい走れる人間が日本人にもいる事を日本にそして世界に示した。ここに、某社社長が途中リタイアしたまま歴史が途切れ続けていた事で、人によっては「日本人にとっては完走すら怪しい」と誤った祭り上げさえなされていたツールは終わった。日本人でも普通に完走できるし、ゴールスプリントにも絡める事を示した。

もう、ツールにとってジャポネは「十ウン年前に大メーカー社員の身分を持つヒモ付き選手が一人、30超えてから引退の花道として初出場させて貰い途中リタイアに終わったあとは、出場すら覚束ない連中」ではない。自力で出場の椅子を掴んだ二人がles Champs-Elyseesのパレードまでしっかり走り抜いて自力で掴んだ椅子である事を証明し、新たな歴史を創った。

いきなり日本人初の表彰台が見られるほどツールは甘くなかったけど、それでも新たな歴史が創られる瞬間に立ち会えたのは大変な幸運だった。途切れ続けていた歴史は繋がり、再び動き出したのだ。

これからもっと面白くなるゾ、とわくわくできた2009だった。

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コメント

お久しぶりです。クロモリです。

今回の「祭り」は前半~中盤まではレースとしては「どうかな」と思うこともありましたが,コンタドールとランスの確執,終盤レースの盛り上がり,そして日本人選手の活躍など,興奮する要素が散りばめられていたように思います。

日本人選手の活躍,特に別府選手のファンである私にとって,最終日における彼の逃げは,いままでのツールの感覚からはまるで現実味の無い光景で,夢でも見ているのではないかと思ったものでした。別府選手は一時伸び悩んでいる感もありましたが,逆に今回のツールで一気にレベルアップした感もあります。今後,新城選手と共に出場レースの結果が今までよりも楽しみになりそうです。

投稿: クロモリ | 2009年7月31日 (金) 12:44

私の場合、今年はなんだか気持ちよく終わっていったなぁという感想を持ちました。
ドーピングスキャンダルがなかったからですかねぇ。

投稿: POLA-MIN | 2009年7月31日 (金) 23:44

去年までは、ドーピングがあって目立って活躍する選手がいて、盛り上がってたのかなぁって。

投稿: BM | 2009年8月 1日 (土) 19:43

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