GIRO Prolight 来春発売予定だそうな
重量は既報の通り公称175gと一気に物凄く軽量化された。
Ionosは実測するとATMOSよりもむしろ10g前後重くなっていたので、もし公称通りだとすると一気にほぼ100gの劇的な軽量化を果たしたことになる。GIROはヘルメットの軽量化にあまり熱心でないメーカーだっただけに余計驚きだ。他社の軽量ヘルメット攻勢に対抗すべく頑張ったのだろうか。
しかし、その性急な軽量化の反動が出ているのだと思うが、デザイン的にはATMOS、Ionosで続いた鋭的なイメージが消え去り、のっぺりとした雰囲気に変わっている。デザインには好みが大いにあるので単純に「良し悪し」を決めることは出来ないが、ATMOSからIonosの二代続けて尖る方向のデザインで変わったものから、まるで違う方向に変わったのは確か。あえて喩えれば、ATMOSの先代にあたるPNEUMOのデザインには少し似ている気がする。
既に「2010年4月発売、350ドル」で予約を受け付けている店も出ている。
Ionosは何故か発売が1年延びた経緯があるので分からないが、最近の風潮としては「発売をもったいぶって商売上いい結果を生むことはまずない」のが常なので、予定通り売り出されるのではないだろうか。
個人的には、来春くらいに普段被り用として叩き売りのIonos買っておこうかなと(苦笑)
同じ機能を満たせるならヘルメットが軽いに超したことはないのだが、Prolightのデザインは今のところおよそ好きになれないからだ。
もっともGIROは新型が出る度なぜか「このデザインはイマイチじゃないのか?」と思わせるのに、いざ実物を見ると案外良かったりする不思議な「GIROマジック」を見せるメーカーだし、100g軽いのはデカい。
Armstrongが被っていた、LIVESTRONGカラーのProlight。GIROとArmstrongの関係から見て販売されるかされないかは論じるまでもなく、いつ発売になるかだけのコトだろう。同じLIVESTRONGカラーでもIonosの方がずっと好みだが…。
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コメント
後頭部にあったホールド調整用のツマミ類がなくなっているので、軽いけどホールド感は悪そうな感じがしますね。
投稿: mook | 2009年7月22日 (水) 00:43