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2009年7月17日 (金)

ASTANAのLeipheimer、リタイアを決定した模様

開催中のLe Tour de France 2009、第12ステージで落車し手首を負傷していたASTANAのLevi Leipheimerがリタイアを決めた模様。本人もステージ後のインタビューで「今日一日で痛みが引くようなものではないと思う」と述べていたが、やはり状態が良くなかったようだ。

Leipheimerはとにかく個人TTが“アツい”選手。ワタシの勝手な憶測では「いま一番空力と出力のバランスの取れたフォームでTTを走る選手」だっただけに、総合トップから差が1分ない状態(しかも有力選手がトップなのではなく、単に無難でいつでも抜かせる選手だからMaillot Jauneを着せて貰っているだけの“バーチャルトップ”からのハナシだから、実質はASTANAチーム内で30秒程度の差を保っている状態)で来ていたのに個人TTを迎えることなくリタイアは、本人は当然としていち観客としても残念。

チームとしても、Leipheimerは山岳個人TTでContadorに勝ってしまうくらい山も超一流に走れる選手。最終決戦が展開されると目されているこれからの山岳ステージに向け、かなりの戦力ダウンになる。誰がASTANAの玉で飛車なのかはBruyneelのみぞ知るところだろうが、Leipheimerが抜ければ確実に角落ちくらい戦力が落ちることになるのは間違いない。

グランツールはケガとの戦いでもある。

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コメント

LIVESTRONG 9//26さんこんにちは。

リーバイのリタイアはショックです。
リーヴァイのTTは後半の見どころだっただけに残念です。
クレーデンも居ますが、TTにかけてはリーバイかファビアンかくらい期待絶大だったので、TTステージの面白さ大幅減です…

投稿: Lightweighter | 2009年7月17日 (金) 22:25

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