あのSelle SMPから、またケッサクな新製品
最初「なんじゃこりゃ?」と思ったのだが、ああなるほどと納得。
レーサーパンツのド真ん中にジッパーが付いていて、トイレの時に脱いだり下げたりしなくていいのだ。
おいおい!レーパンのド真ん中にチャックなんか付けたらその分めり込んで痛いやんけ!長距離走ったら痛いどころで済まんぞそれ。何すんねんなアホ!
…と、思う人は普通。
Selle SMP strikeサドルは、中央部になーんにもありませんから!
はっきりした一つのポリシーのみに基づいた一貫したサドルを作っているところが、そのサドル前提で作るからこそ可能になった造作だ。ジッパーが目立つが、たぶんパッドそのものの作りとしても真ん中はパッドがバッサリ省かれているんだと思う。ASSOSのようにレーパンがサドルに挟まったりしないだろう。
しかしSMPはやってくれますな。サドルもたまげたけど、このレーパンの発想も凄い。
このレーパンは「ユーザーのニーズに応えるため」と称してバラバラな設計思想のサドルを作るヨソには真似できない。だってこのレーパンを“普通の”サドルで履いたらどう考えても上記の通り痛い。それこそ長距離走れば流血の事態すらあり得るだろう。買った客が血相を変えて「お前んとこのサドルにお前んとこのレーパン組み合わせたら怪我したやんけゴラァ!」と押し寄せて来る自滅行為になりかねないからだ。
それこそ「このレーパンはもっと早く出ても良かったかも」と思うくらいだ。
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コメント
これは「レーサー」パンツだ。
頭に「股割れ」を付けてはいけない。
夕雲にはそれが理解できないのだ。
投稿: ナナッシ | 2009年7月27日 (月) 03:59