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2009年8月13日 (木)

XeNTiS SQUAD Launch

XeNTiSの本家HPにもやっと新ホイールSQUADについての記載がなされ、また本格出荷も始まった。
HPトップページの写真もSQUADの写真に変わっている。
Xentis

公表スペックは少し訂正され、当初明らかになった数字より少し「向上」している。
初期のSQUADを買った人が公表値より軽いと実測値を明らかにしていたような経緯もあるので、より実測値に近い値に改めたところもあるのだろう。

SQUAD 2.5
SQUAD 4.2
SQUAD 5.8

のそれぞれTublar/Clincherが用意される。
2.5はTublarだと1030gで“Only 1 kilogramme and 30 grammes.”を謳い、Clincherでも1200gの軽量ホイール。特別なハブやスポークを使わずにこの軽さはかなりのモノだと思う。カーボンハブシェルとか使っているのにもっと重い“軽量ホイール”がいくらでも売っているからだ(逆に、軽いだけでいいなら前後合計700gを切るホイールも組める時代になっているのだけど)。なお2.5のリム重量はSQUAD登場当初に出た数字で260gだったが、これは前後ペア重量が今より100g以上重い1140gとされていた時の数字なので、もっと軽くなっている可能性がある(リム260gはちょっと前なら十分に「驚異的な軽さ」だったので、我ながら軽さの感覚が麻痺してきているのを実感する。Clincher版も「ロープロファイルのフルカーボンクリンチャーリム」を作っているところはほとんどないので面白いと思う。Campagnolo HYPERONと、HYPERONのリムを流用しているFulcrum racingLight、CORIMA WINIUM、DT RRC1250くらいだろうか。同仕様のライバルはDT RRC1250以外のほとんどが1300gを超えているのに1200gに収めてきたのは誉めて良いだろう。

4.2もこれまた軽く、Tublarは1200gを切る1194gを達成してClincherが1334g。4.2Tublarは、自社製の世界一軽いバトンホイールMark1 High Modulus(1200g)を喰ってしまうようなスペックになっていて、大丈夫かいな?と人ごとながら心配してしまう。

最もリムハイトのある 5.8になるとさすがに超軽量とは行かずTublar 1394gのClincher1534gとなった。それでも当然(!?)ながら、ほぼ同じリムハイトを持つMark1 TTより確実に軽い。

SQUADシリーズは全てDTのハブとスポークが使われている(XeNTiSホイールのハブは全部DT製)ので、tuneやM5、EXTRALIGHT等の軽量なハブとSAPIM CX-RAYのような軽いスポークで組み直せばあと100gくらい削れるだろう。もとが特殊なハブ/スポークではないだけに組み直すとして何ら後悔するものがない(ストレートプルのハブを使っているような場合は、ノーマルフランジのハブで組み直すと同じ剛性を再現するのは難しい)から、仮にワタシが買ったとしたらすぐ組み直すだろうなあ等と想像したりする次第だ。

ただ、Mark1の世界規模で見ても希有なほど尖った作りに比べると全てにおいて中庸で、値段もMark1より安めに設定されており、オンリーワンでアピールしてきたMark1と全く違う性格の「他と比べての価格競争力で勝負できるホイール」にしてきた感じだ。Mark1は、良くも悪くも他と比べて買うような人は買わないホイールだった。逆にSQUADは他と比べもせずに買ってもらえるホイールじゃあないと思う。

SQUADが売れるかどうかで、XeNTiSが「前衛的だから固定客に売れていた」のか「前衛的すぎて固定客にしか売れていなかった」のかはっきりするだろう。

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